50年ぶりの都大路 熊本・開新の主将「親も生まれてなかったころ」

西日本スポーツ 前田 泰子

 男子第70回全国高校駅伝は22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点とした7区間42・195キロで争われる。午後0時半にスタート。70回の記念大会で47都道府県の代表と11校の地区代表が出場する。開新は熊本県予選で強豪の九州学院を破って50年ぶりに出場。その後の全九州高校駅伝で南九州地区代表を勝ち取った九州学院とダブル入賞を目指す。21日は同市のハンナリーズアリーナで開会式が行われた。

 半世紀ぶりに都大路に戻ってきた。1969年に前身の熊本一工として出場して以来の舞台に立つ開新の園木大斗主将は「前に出た時は親も生まれていなかったころ。なかなか走ることのできない全国の舞台で走れるのはうれしい」と表情を引き締めた。

 県予選では昨年の都大路で4位入賞した強豪の九州学院を破り、2時間5分50秒の好記録で優勝。周囲よりも驚いたのは選手たちだった。「まさか勝てるとは思っていなかったのでびっくりしたのが正直な感想」と園木主将。だが、その後も浮かれることなく全国へと目標を定めて練習してきた。「体調を崩した選手もいないし順調。いい仕上がりです」と木村龍聖監督は自信を見せる。

 入学時から「打倒九学」が目標だった。昨秋の県予選は九州学院に4分以上の差をつけられ3位。「このままじゃいけない」と現在の3年生が自主練習を始めた。

 全体練習は週2日のポイント練習だけ。あとは各自が自主練習する。グラウンドは熊本地震の影響で昨夏から改修中で使えないため、学校周辺や近所の公園でそれぞれが走り込み、練習後は筋力トレーニングもこなしてきた。「練習は腹六、七分目であとはそれぞれが補っていきます」と木村監督も選手に任せた結果、メンバー全員の記録が伸びた。自己記録を1分以上も更新した選手もいる。

 69年は3位の好成績を挙げており、今回の目標は50年ぶりの入賞。「熊本から2チーム出ているので九州学院と一緒に入賞したい」と園木主将は力を込めた。県勢のダブル入賞を目指してたすきをつなぐ。 (前田泰子)

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