入江ゆき五輪暗雲にぼうぜん 女子50キロ級決勝でライバルに敗れる

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 東京五輪代表選考を兼ねたレスリングの全日本選手権最終日は22日、女子50キロ級決勝で今年の世界選手権代表の入江ゆき(自衛隊)=北九州市出身=が、昨年まで世界選手権を2連覇していた須崎優衣(早大)に1-2で敗れ、3連覇を逃した。3月のアジア予選(中国)の出場権を得られず、東京五輪代表は厳しくなった。

 試合後の入江ゆはマットの上にぼうぜんと座り込んだ。先に2度、相手にポイントを許し、終盤に1点を返すのが精いっぱい。7月の世界選手権代表選考プレーオフで快勝した相手に振り切られ「悔しい」と言葉を絞り出した。

 9月の世界選手権は3回戦敗退。メダル獲得で五輪代表内定というチャンスを逃し、失意にくれた。支えてくれた家族らへの思いを問われた入江ゆは涙を浮かべ「楽しみながらレスリングができた。感謝している」と語った。

 アジア予選での須崎の結果次第では、わずかながら入江ゆに世界最終予選の出場権が与えられる可能性も残る。「結果を待つだけです」と静かに語った。 (伊藤瀬里加)

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