ソフトバンク千賀、育成ドリームの3億円 入団時の111倍

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク契約更改交渉(23日)

 千賀滉大投手(26)が1億4000万円増の年俸3億円プラス出来高(金額は推定)でサインした。

 愛知・蒲郡高から育成4位で入団した2011年の年俸は270万円だった。12年に支配下登録され440万円。救援でブレークし14年は3300万円に飛躍した。先発で開花して18年に大台に乗せ1億2500万円。19年1億6000万円をへて、10年目の来季年俸は入団時の111倍となる。

 先発の柱として4年連続2桁勝利を挙げた。9月のロッテ戦で育成出身初のノーヒットノーランを達成。今季13勝は昨季と同じだが、初の奪三振王に輝いたほか、成績は軒並み向上させた。

 「去年と今年の13勝は全く違うと思います。イニング、防御率、いろいろな数字が去年とは比べものにならないので」。今年もチームがリーグV奪回を逃した以上、自己最多の8敗を悔しがりながらも、球団からはエースとしての姿勢も認められ「本当にいい評価をしてもらったなと思います」と背筋を伸ばした。

 育成選手の年俸3億円到達は巨人山口鉄也(現巨人3軍投手コーチ)に続き2人目。同期の甲斐、牧原を含め育成出身選手が活躍するソフトバンクの中でも、千賀は「育成ドリーム」を体現する存在となった。

 かねて球団に伝えているポスティングシステムを利用しての米大リーグ移籍希望を、引き続き球団に投げかけた。球団はこれまでポスティングを認めていないが、この夢の実現に向けた今後の経過も注目される。

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