ソフトバンク森4・6億更改で鬼予告「もっといじめていこうかな」

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 リリーフ革命! 福岡ソフトバンクの森唯斗投手(27)が24日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨んで4年契約を結び、球団の投手で日本選手最高となる1億8000万円増の年俸4億6000万円プラス出来高払いでサインした。4年総額では18億4000万円に出来高が加わる大型契約だ。入団以来6年連続で50試合以上に登板した鉄腕は、和田、摂津、松坂と球界を代表するエース格をしのぐ高評価を勝ち取った。3年連続日本一に貢献した守護神は「スーパーなリリーフになりたい」と誓った。 (金額は推定)

 大台を一気に突き抜けた。6年間リリーフ一筋、353試合に登板した森が、4億6000万円プラス出来高払いで4年契約という、超大型契約を手に入れた。1億8000万円の昇給は今オフチームトップ。これまで球団の投手で日本選手最高だった和田、摂津、松坂の4億円を抜き、救援投手では「大魔神」の異名をとった佐々木(横浜)の6億5000万円に次ぐ史上2位の高額リリーバーに躍り出た。

 「リリーフはすごい生きがいがある。やったら、やった分評価される。年下の人にも見せられたし、夢が広がったと思う。マグロのように止まらない。スーパーなリリーフになりたい」

 球団最長タイの6年続けて50試合以上に登板する鉄腕は“リリーフドリーム”を体現する。「プロになれるとも思っていなかったから、その分突っ走れる。失うものはなかった」。1年目からフル回転し、2018年に股関節を痛めたサファテに代わってクローザーに定着すると、チーム7試合で7連続セーブのプロ野球記録を打ち立てた。今季は6月に背中を痛め、6年目にして初めて故障離脱を経験しながら、35セーブをマーク。2年連続の30セーブ以上は球団の日本選手では初だ。

■6年連続50戦以上

 タフネス右腕は、順当にいけば来シーズン中にも国内フリーエージェント(FA)権を取得する。その前に手を打つ形で大型契約に至ったことについて、三笠杉彦GMは「日本人であのポジションを任せられるのは価値が高い。高卒から社会人で若いので、まだまだやってもらえる」と評価。9回のマウンドで相手を封じる快感を覚えたクローザーも「誰が帰ってきても、簡単に譲らないし渡さない」と呼応する。

 今季チームの救援陣は、全員が30歳以下だった。チームトップの65試合に投げた甲斐野や、4年目でブレークした高橋純など新戦力も台頭し顔ぶれも若返った。そのブルペン陣をまとめるリーダーとしても貴重な存在だ。「来年はもっといじめて、いや、かわいがっていこうかな」と頼もしい“鬼軍曹”。「12球団一の中継ぎになりましょう!」。声を張り上げ、華々しい会見を締めた。 (鎌田真一郎)

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