巨人戦力外の森福が引退決断 ソフトバンクから移籍も「裏切った」

西日本スポーツ

 前巨人の森福允彦投手(33)が今季限りで現役引退することが24日、分かった。今季終了後に巨人から戦力外通告を受け、この日までに決断した。

 森福は2006年の大学・社会人ドラフトでソフトバンクから4位指名を受けてプロ入り。11年に出場した中日との日本シリーズ第4戦では、1点リードで迎えた6回無死満塁で登板し、11球で無失点に抑える「神投球」を見せ、8年ぶりの日本一奪取に貢献。「森福の11球」と称賛された。

 16年オフには国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人へ移籍し、移籍1年目の17年は主に左のワンポイントとして30試合に登板したものの、その後は18年2試合、19年7試合と結果を残せず、今季終了後に戦力外を通告されていた。その後、NPBでの現役続行を目指し、11月12日に行われた12球団合同トライアウトに参加。台湾、オーストラリアの球団からオファーは届いたものの、希望していたNPBからは声がかからず、現役引退を決意した。

 今後は未定ながら、13年のプロ野球人生に幕を下ろすことになった森福は「後悔を挙げるとすれば、巨人で自分の力を発揮できず、ファンの期待を裏切ったこと。そこは申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、自分の中ではやりきった。プロ入り当初、170センチ程度しかない自分がこんなにも長く、プロの世界で野球ができるとは思ってもいなかった。巨人、ホークスと人気球団でプレーができたことは、一生の財産です」と充実感を漂わせた。

 ◆森福允彦(もりふく・まさひこ)1986年7月29日生まれ。愛知県豊橋市出身。豊川高2年夏の愛知大会で56イニング連続自責点0をマーク、工藤公康(名古屋電気高、現愛工大名電高)の持つ大会記録を更新した。シダックスでは野村克也監督の下でプレーし大学・社会人ドラフト4位で2007年ソフトバンク入り。17年に巨人へ移籍した。通算423登板のうち先発は13年の1試合。172センチ、70キロ(19年開幕時)。左投げ左打ち。

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ