精華女子初8強 エースと主将が2人で計48得点

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 ◆バスケットボールSoftBankウインターカップ全国高校選手権女子3回戦 精華女子89-76済美(25日・東京)

 バスケットボールの全国高校選手権(ウインターカップ)は25日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで女子の3回戦と男子の2回戦を行い、女子は九州勢2校がベスト8に進出。精華女子(福岡)は済美(愛媛)との接戦を89-76で制し、初の8強入り。伝統校の小林(宮崎)は高知中央に101-69で圧勝した。

 男子は2大会ぶり出場の福岡大大濠が今夏の全国総体4強の開志国際(新潟)に82-76で競り勝った。2連覇を狙う福岡第一は北陸学院(石川)に94-58で快勝。東海大札幌を破った九州学院(熊本)と3回戦で対戦する。延岡学園(宮崎)も勝ち、長崎西は全国総体2位の北陸(福井)に3点差で惜敗した。

 エースと主将の活躍で、精華女子が初の8強入りだ。得点源の三浦舞華(3年)と、樋口鈴乃主将(同)が2人で計48得点。何度も合同練習を行い、手の内を知り尽くす済美を振り切って目標の4強入りに一歩近づいた。樋口は「ほっとしている。ここで負けられないと思っていた」と胸の内を明かした。

 両チーム最多30得点の三浦のスイッチが入ったのは、第3クオーターだ。出だしから済美の激しいプレスにつかまり、立て続けに失点。リードを許した場面で取ったタイムアウトで「いつも通りやろう」と言い聞かせた。プレスを剥がすためにパスを多用していたが、得意とするドライブ主体のプレーに変更。「『とにかく自分の前を突破する』という考え方に変えたらうまくいった」。ここから一気にリズムに乗り、後半だけで18得点をたたき出した。

 前半の攻撃を引っ張ったのは、チーム2位の18得点をマークした司令塔の樋口だ。特に、三浦が無得点だった第2クオーターは多彩な攻撃を披露して10得点を挙げた。

 1年時から主力の2人。2週間前からは全体練習後、樋口のアシストから三浦が3点シュートを放つ練習を繰り返してきた。特訓の成果も発揮し、三浦は5本の3点シュートを成功。「自分のやりやすいプレーを理解してくれている」と感謝する。

 次戦はウインターカップ(2016年までは全国選抜優勝大会)で過去21度の優勝を誇り、今夏の全国総体も制した桜花学園(愛知)と激突する。「日本一のチームが相手でもベスト4という目標は変わらない。自分たちのプレーをして、絶対に勝ちたい」。決戦を見据え、樋口は強い決意を口にした。 (伊藤瀬里加)

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