DF冨安健洋「自分が引っ張る」五輪に懸ける思い

西日本スポーツ

 主に23歳以下で争う東京五輪サッカー男子で日本代表が目指す金メダルに欠かせない存在がイタリア1部(セリエA)のボローニャで活躍するDF冨安健洋(21)だ。福岡市出身でJ2福岡から海を渡ったDFは昨夏にベルギー1部からセリエAに移籍。五輪イヤーの2020年も大きな飛躍が期待される。

 揺るぎない強い意志を示した。五輪代表の守備の要として期待される冨安は「金メダルを取るという目標がある。チームにしっかり入って、自分が引っ張るという気持ちでやりたい」と迷いのない口調で言い切った。

 東京五輪は欧州ではリーグ戦の期間中となり、所属クラブの意向次第となるため、代表選出は不透明な状況だ。それでも昨夏の入団時、ボローニャに五輪代表入りの希望を伝えたように、大舞台へ懸ける思いは強い。

 フル代表でも不動のセンターバックの地位をつかみ、イタリアでも実績を積んだ。豊かな国際経験は、日本を舞台に世界の強豪と戦う上で大きな強みとなる。188センチの長身を生かした高さ、安定した後方からのフィードも、守備陣のまとめ役として欠かせない。

 ボローニャではリーグ戦12試合に出場し、センターバックと右サイドバックに対応した。「試合に出ながら、守備の課題を感じている。ポジションへのこだわりはない。もっと成長していかないと」。攻守に磨きをかけ、尽きない向上心でプレーの幅を広げている。

 2018年1月にJ2福岡を離れ、飛躍的なステップアップを遂げた。「アビスパでプロになってから、びっくりするくらいのテンポできている。不安は大きいが、できることを精いっぱいやって、この先につなげることができれば」。地に足を着けた21歳は、まずは東京で世界の頂点に立つことを見据える。(松田達也)

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