碧衣が史上初V2 ガールズGP 【立川】

西日本スポーツ

 立川競輪(東京都)の「KEIRINグランプリ(GP)2019シリーズ」が28日、開幕した。初日は最終レースで、ガールズ界の頂点を争う「オッズパーク杯ガールズグランプリ(GGP)2019」が行われた。小林優香と人気を二分した児玉碧衣(24)=福岡・108期・L1=が、捲りで制して史上初の大会連覇を成し遂げた。児玉は賞金1005万円を手にし、2年連続の賞金女王を確定させた。10Rまでは3日制S級戦のF1「第12回寺内大吉記念杯」が行われ、初日特選は鈴木裕が南関4車の3番手から差し切って白星発進した。2日目は11Rで111期と113期の上位選手9人が競うG2「ヤンググランプリ(YGP)」が行われる。本紙本命は、今月別府記念を制した松井宏佑。

■ヒロイン

 児玉碧衣が再び、深紅のコートに袖を通した。1年を通してガールズ界を牽引してきた昨年の女王は、さらに強さを増していた。

 終3角で梅川、石井寛が落車。ゴール後、小林とともに審議対象となった児玉に、重苦しい空気が漂った。着順確定の瞬間、「やったー!!」と検車場に響く大声で喜びを表現。8回を数えるGGPで唯一、連覇が達成された瞬間だった。

■2角捲り!!

 2学年上の姉弟子を超えた瞬間でもあった。小林優香の4番手1半先捲りの上を、BSで乗り越えた。過去3度のビッグレース制覇は小林不在で、小林を下してのVは初。この日のオッズでも小林の方がやや人気だったが、落ち着いたレースぶりと強烈な脚力で、真の女王が誰かを世に知らしめた。

■優香超えた

 児玉をここまで強くしたのは、その小林の存在だ。児玉は昨年の優勝で選手を志したときからの目標を実現させ、「燃え尽き症候群のような状態で、練習にも身が入らなかった」。しかし3月の大垣ガルコレで小林に敗れて2着。「優香さんに勝つ」と新たな目標を見いだし、達成した。

 児玉は「現地に来られなかった方も含め、ファンの後押しにお礼を言いたい。これから一つでも多く優勝を増やしたい。責任を持って走る」。来年はさらに、明るく元気で、とてつもなく強い姿を披露してくれるはずだ。 (野口雅洋)

■優香がっかり

 小林は言葉少なに立川を後にした。「タイミングと“間”がうまくいかず、落車事故もあったし残念」とがっかり。児玉の優勝には「しっかり準備をしてきた碧衣をたたえたい。次こそは自分が勝ちたい」。東京五輪を経て、来年末の平塚での女王奪還を目指す。

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