誠一郎1億円「仕留める」 九州王国再興へ

西日本スポーツ

 中川が、2度目のグランプリに出場する。3年前も舞台は立川だった。「あまり気持ちを入れ過ぎず、ゆっくり過ごしています」とリラックス。出走のない2日間の過ごし方も、経験を積んで分かってきた。

 そしてその“気持ちが入る”ことが、中川にとって何よりも大事だ。今年の戦いでも全日本選抜と高松宮記念杯の決勝、熊本記念の4日間など、「気持ちが入った」という競走ではことごとく1着を取ってきた。あとは30日午後4時半に気持ちのピークを持って行くだけだ。

 2日目7R後に行われた公開練習では「バンクが重く感じた」と首をかしげたが、「応援は声がしっかり聞こえた。ヤジはなかったですね」とジョーク。決戦に向けても「単騎だし、展開を自分でつくれない。勝てるかどうかは展開次第ですね」とまだ力みはない。「でもチャンスが来たら仕留めますよ。その状態には仕上げてきた。1億円、取れたらいいな」。流れが向けば、豪脚がうなりを上げる。

 GPは過去33回行われ、九州勢は8度優勝。しかし2008年の井上昌己が最後で、10回連続のV逸は過去最長。中川が優勝すればそれにストップをかけるとともに、熊本勢の初制覇となる。今年、九州勢として1996年の吉岡稔真以来の年間G1複数回Vを達成した中川が、再び競輪史に1ページを加える。

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