今井令和初女王QC 【徳山】

西日本スポーツ 荒木 翔吾

 最強女子を決める大みそか決戦、徳山ボートのプレミアムG1「第8回クイーンズクライマックス」は最終日の31日、12Rで優勝戦を行い、3号艇・今井美亜(29)=福井=が鮮やかなまくり差しを決め、大会初出場初V。令和初のクイーンに輝くとともに、賞金1500万円とティアラをゲットした。人気を集めた1号艇・遠藤エミは2着。3着には寺田千恵が入った。なお、6日間の総売上額は133億1985万3200円で、目標額(115億円)を大きく上回る大盛況だった。

■ヒロイン

 初出場にして初優出。そんな晴れ舞台の優勝戦で、今井美亜が放ったSは、トップタイのコンマ03。イン遠藤エミを痛烈なまくり差しで撃破した。「正直、優勝できる足はないと思ったので、妙に落ち着いていた。Sを入れることだけを考えた」と無欲が功を奏した。

 短期決戦では必要不可欠となる機の仕上げに大苦戦。「優勝戦前のS特訓後にギアを調整して、ペラも叩き変えた。微調整とかの話ではなかった」と、大ばくちに打って出て好結果につなげた。勝因はもう一つある。「トライアル3回戦で1号艇を引けたことが大きかった」と運も味方に付けたことだ。

 女子トップクラスと互角の技量を備えるが、S力の高さがもろ刃の剣となり、度重なるS事故に苦しんできた。「来年もA2に降格するし、もっと力を付けて強くなりたい。ここで満足してはダメ」とさらなるレベルアップを誓った。

 新年をA2で迎えることになったが、この栄冠でSGデビューとなる、3月のクラシック(平和島)出場権を獲得。「遠藤(エミ)さんに、早く一緒にSGへ行こうって言われていたので。めちゃくちゃうれしい。SGに出るからには、また年末の12人に残りたい」。G1初タイトルを手にしたニューヒロインは、今後どこまでも輝きを増していく。 (荒木翔吾)

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