青山SS王座&賞金王 【川口】

西日本スポーツ 三島 隆助

 川口オートのスーパースターフェスタ2019は最終日の31日、最終12RでSG「第34回スーパースター(SS)王座決定戦」(1着賞金3000万円)があり、青山周平(35)=伊勢崎=が、トップSから逃げ快勝。SGを初制覇した2015年以来、4大会ぶり2度目のSS王座に就くとともに、自身2度目の賞金王に輝いた。SG通算では7度目のV。2着は終盤に2着に浮上し、青山に迫った早川清太郎。3着は地元の永井大介が入った。人気を集めた鈴木圭一郎は7着大敗した。11Rで争われた「SSシリーズ」(同150万円)は、重富大輔(40)=飯塚=が速攻で初制覇。5日間の総売上額は25億8140万円余りで、目標額(25億円)を上回った。

■ヒーロー

 強風を味方に付けたのは、特に風の強い伊勢崎で走り方を心得ていた青山周平だった。「試走はミスがなくて3・31。やっちゃったかなと思った。でも、とにかく風が強いから、それを利用しようと、いつもより奥まで突っ込んだりとか考えながら走った」。トップSが切れたのも「大きかった」が、道中もコースを乱すことのない的確な走り。終盤に同じ伊勢崎の早川清太郎が迫ってきても、きっちりと先頭を守り切った。

 夏前からの快進撃は驚異的だった。もちろんエンジンが出だしたことが一番の要因。それ以外にも「昨年、ケガをして入れていたプレートを抜いた」ことが大きかった。「痛みがなくなったし、気持ち的にも、いい意味で切り替えられた」。今まであった「頑張らなきゃ」という思いが「楽しくやろう」に切り替えられてから成績は急上昇した。

 この勝利で今年はSG3V。獲得賞金は初めて1億円を超えた。しかもMVPまでほぼ手中に。それでも「周りのサポートのおかげ」と周囲への感謝を強調。来年の目標を問われても、「自分はいつも今日が終わったら、それで終わり。今日が良かったからといって明日がいいわけじゃない。いつもリセットして次のレースに臨みます」。グレードを問わず、目前の一戦一戦に全力投球し、最終的には再びこの舞台に戻ってくる。 (三島隆助)

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