大分PK戦で涙 後半2点差追いつく驚異の粘り

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆全国高校サッカー選手権1回戦 大分2-2矢板中央(PK5-6)(31日・NACK5スタジアム大宮)

 驚異的な粘りは届かなかった。矢板中央の7人目のキッカーがPKを成功させると、大分の選手は肩を落として立ち尽くした。2点差を追いついてのミラクル勝利に一歩届かず、小野正和監督は「こっちに流れはあると思ったが…」と悔やんだ。

 2点を追う後半19分に途中出場の森山悠太(3年)が左からのクロスを頭で押し込むと、同27分にも途中出場の大神颯汰(同)が同点弾を決めた。PKでも5人目までが冷静に決めながら、6、7人目が連続失敗。終盤の勢いは続かなかった。

 前回大会は初戦を突破しながら、2回戦で大津(熊本)に2-2からPK負け。中盤で試合を組み立て、絶妙なスルーパスで2点目をアシストした重見柾斗(同)は「PKの前で勝ちきりたかった。3点目を取れなかったのは甘さがあった」と言葉を絞り出した。

 大分中時代からともにプレーする選手も多く、抜群の連係と終盤の粘りは光った。目を潤ませる選手たちに、小野監督は「諦めずに戦ったのは成長したところ」と前向きな言葉をかけた。 (松田達也)

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