日章学園PK戦で敗退 外した1年生号泣「3年生終わらせ悔しい」

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 ◆全国高校サッカー選手権3回戦 四日市中央工3-3日章学園【PK4-3】(3日・フクダ電子アリーナ)

 日章学園(宮崎)は四日市中央工(三重)と3-3で譲らず、PK戦の末に敗れた。

 日章学園の1年生ストライカーが蹴ったシュートは、無情にもポストにはじかれた。初戦の市船橋(千葉)戦に続く2試合連続のPK戦。最後のキッカーとなった木脇蓮苑は「3年生の試合を終わらせてしまい、悔しい気持ちでいっぱい」。試合後は涙が止まらず、先輩たちに抱えられながら引き揚げた。

 打ち合いとなった試合の中で、存在感を見せていた。1-1で迎えた後半10分。ショートコーナーからのクロスを頭で合わせて一時勝ち越しとなるゴールを奪った。日章学園中3年だった昨年度の全国中学校大会で優勝に貢献。系列高校に進み、ステージが上がった初の選手権でも勝負強さを発揮したが、「勝ったという気持ちが出て、気の緩みが出た」と悔やむ。

 リードした3分後から立て続けに2失点。再逆転を許すと、エース鈴木陽介(3年)のPKで追いつくのが精いっぱいだった。早稲田一男監督は「追いついてからダメ押しをできるパワーがなかなか出せなかった」と振り返った。

 試合後、この日2得点の鈴木らから「来年がある。ここに戻ってきて活躍してくれ」と声をかけられた木脇。懸命に涙を拭い、「来年、再来年は優勝したい」と誓った。 (伊藤瀬里加)

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