筑陽学園184センチFW投入も不発 11年前と同じ3回戦敗退

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆全国高校サッカー選手権3回戦 徳島市立1-0筑陽学園(3日・駒沢陸上競技場)

 11大会ぶり3度目出場の筑陽学園(福岡)は無得点で敗れ、初出場で準優勝した2003年度以来16大会ぶりとなる8強入りを逃した。

 最後まで堅い壁を崩せなかった。11大会ぶりに出場した筑陽学園は前回に続いて3回戦で姿を消した。前半22分のコーナーキックからの失点を取り返せないまま終わり、青柳良久監督は「なかなかリズムを出せなかった。相手の力が上だった」と肩を落とした。

 劣勢の展開から流れを変えようと、高さを生かしたプレーで打開を図ろうともした。1点を追う後半26分、身長184センチの益永望光(3年)を途中交代でFWに起用。序盤からチームの武器であるサイド攻撃を封じられ、好機をつくれなかったからだ。

 「前に圧力をかけて、自分が競って、他の選手がこぼれ球を拾ってくれたらと思った。チームの力になれなくて悔しい」と益永。前線に起点をつくり、終盤に味方のシュートにつなげる場面はつくったものの、得点には結びつかなかった。

 チームは県大会決勝で東福岡を破り、今大会も1、2回戦を突破するなど、大舞台で持ち味を発揮した。試合後、目を真っ赤に腫らした選手たちを見ながら、青柳監督も「選手は力を出し切った。胸を張って帰ればいい」とたたえた。

 初出場で準優勝した2003年度大会を含め、計3度の出場で最低でも3回戦までは進出。今回も確かな存在感を示した。2年生で全3試合にスタメン出場した岩崎巧は「この経験を次に生かしたいし、また選手権に戻ってきたい」と誓った。再び旋風を起こすための挑戦が始まる。 (松田達也)

PR

高校サッカー アクセスランキング

PR

注目のテーマ