五輪でサブマリンの系譜は受け継がれるか 俊介、牧田から高橋礼へ

西日本スポーツ

 東京五輪イヤーの2020年が幕を開けた。3大会ぶりに競技復活する野球・ソフトボールは金メダルの有力候補だ。ソフトバンクの高橋礼投手(24)は18年秋の日米野球以降、19年春の強化試合、秋のプレミア12とすべて侍ジャパンに選出されている。いずれも率いたのは稲葉監督で、今夏の東京五輪代表入りへ向けても視界は良好だ。

 世界一に輝いたプレミア12では2試合で先発、決勝では“第2先発”として登板し流れを引き寄せるなど計2勝。起用の幅は広いといえる。侍ジャパンの建山投手コーチも高く評価する。「プレミア12で(高橋)礼はリリーフでもきっちりと適性を見せてくれた。先発投手には難しい部分もあるところだが、彼はできる」と信頼を寄せる。東京五輪の選手登録枠はプレミア12から4人減って24人となるだけに、その価値は一層高まる。

 下手投げの日本代表投手では06年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で渡辺俊介が先発起用され、決勝は松坂大輔の後を受け2番手で登板。09年WBCは救援で存在感を示した。牧田和久は13、17年WBC、15年プレミア12で抑えなどで活躍。WBCが新設された06年以降の主要国際大会で、絶滅危惧種とされるアンダースローが日本代表に不在だったのは08年北京五輪だけだ。09年WBCからは途切れず続く系譜に東京五輪で高橋礼が続くことが期待される

 先発、救援のいずれもこなす高橋礼の適応能力に侍ジャパンの稲葉監督も「プレミア12は第2先発でということで招集したが、ふたを開ければ先発でも頑張ってくれた。決勝も中4日でしっかり投げてくれて(追う展開だった試合の)流れを断ち切った」と賛辞を惜しまない。金メダルを引き寄せるスーパージョーカーに大きな注目が集まる。

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