完敗の東福岡監督が認めた「桐蔭さんの圧力」 高校ラグビー準決勝

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆全国高校ラグビー大会準決勝 東福岡7‐34桐蔭学園(5日・大阪・花園ラグビー場)

 東福岡は“紺の壁”をまたも越えることはできなかった。前回の準決勝、昨春の全国選抜大会準々決勝で連敗していた桐蔭学園へのリベンジを誓った大一番に敗れた。後半はノートライの無得点。「力負けです。完敗」。藤田雄一郎監督は実に悔しげに試合を総括した。

 今大会の2回戦から準々決勝までの3試合で計174得点。1試合平均58点の猛攻は、両サイドをいっぱいに広く使ったバックス陣のスピードが支えていた。

 しかし、ボールキャリアーに対する桐蔭学園の早いつぶしに攻守のリズムをつかみ切れず、前半だけで反則は5。トライは一つにとどまった。「桐蔭さんの圧力。僕たちがやろうとしたラグビーを桐蔭さんにそれ以上にやられた」と藤田監督は認める。最後まで“らしさ”を出せずに終わってしまった。

 メンバー交代8回のうち、3年生から下級生のケースが五つ。「次につながってもらわないといけない。ここに居続けないと、日本一は公言できない」と藤田監督は屈辱の敗戦の中でも“次”をにらんだ。7大会連続4強は偉業でも、3大会続けて準決勝で敗退。「次は必ず優勝するように、後輩たちにはエールを送りたい。僕らも次の舞台では日本一になりたい」とCTB広瀬雄也主将(3年)は語った。この“経験”は決して無駄にしない。(喜瀬雅則)

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