ビーチバレー県代表から春高1勝 大分南が完全アウェーで早実破る

西日本スポーツ 西口 憲一

 ◆全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)1回戦 大分南2‐1早稲田実(5日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 懸命に拾った球を味方がつないで決める。大分南の森田はリベロの喜びを感じながら、170センチの体を躍動させた。名前の由来のごとくチームの「元気と希望」になった。相手は地元の大声援を受けて登場した早実。「各セットが5点負けの状態から始まるイメージで取り組んできた」。アウェーの雰囲気の中、第2セットを奪い返されながらも「春高1勝」をつかんだ。

 ラリー勝負になっても衛藤真渡(3年)と城井隆匡(2年)のスパイカー陣が得点を重ねた。そこまでの道筋をつけたのがレシーブ。最後に4連続得点で勝負を決めた第3セットも森田の堅守が光った。昨秋の茨城国体ではビーチバレー少年男子の県代表にも選出された。「6人制と違って2人でプレーする分、先の展開を読む力が自然と身についた」。そんな経験も大舞台で生きた。

 全国から有望な中高校生を集めて昨年2月に開催された全日本ジュニアオールスタードリームマッチ。森田は鎮西の荒尾怜音(3年)らとともに4人の高校生リベロに選ばれた。「力は荒尾君が上。でも、負けたくない」。常に心掛けているという攻め抜く姿勢同様に闘争心も旺盛だ。

 大分南は初出場した2018年の全国総体では勝てず、今大会の勝利が文字通りの全国1勝となった。柿原茂徳監督が選手たちを頼もしそうに見つめた。「全国で勝つという目標を達成できた。次も正々堂々と臨みたい」。次戦の相手、松本国際(長野)は昨夏の全国総体覇者。強い気持ちを余すことなくぶつける。 (西口憲一)

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