ソフトバンク首脳「A組に入れたい」春季キャンプ期待の新人野手3人

西日本スポーツ 山田 孝人

 福岡ソフトバンクが2月の宮崎春季キャンプで、新人野手3人をA組(1軍)に抜てきする可能性が出てきた。9日、筑後のファーム施設を訪れナインの自主トレなどを視察した森ヘッドコーチが示唆した。春季キャンプで新人野手のA組スタートは球団では2013年の高田が最後で、複数となると近年では異例。昨年は新人4投手がA組でスタートして層の厚さを示したが、今年は野手でチーム力を底上げする。

■森ヘッド示唆

 野手の底上げが求められるホークスが早速春季キャンプから動きだす。視察に訪れた森ヘッドコーチは、約3週間後に迫るキャンプの組み分け構想を明かした。「もちろんコーチ会議を経た上で決まることだけど」と前置きした上で、「社会人と大学生、ルーキーの野手3人はA組で見たい。入れたいと思っているよ」と話した。

 森ヘッドが言及した3人はいずれも大学、社会人出身となるドラフト1位佐藤(JR西日本)、2位海野(東海大)、5位柳町(慶大)だ。昨年は新人4投手がA組スタート。チーム最多の65試合に登板して3年連続の日本一に貢献し、侍ジャパンでは世界一の大きな力ともなった1位甲斐野を筆頭に、春からチームに刺激を与え投手陣の層を厚くした。同じように即戦力の評価をしている今年の3野手に、首脳陣は昨年の再現を期待している。

 昨秋に右肘の手術を受けた柳田については森ヘッドが「リハビリ組での状態を見て報告を聞いてからということにはなるが、おそらく焦らずゆっくり着実にということになると思う」と言うように、3月20日の開幕に照準を合わせたB組でのスタートが濃厚だ。キャンプのA組野手は例年通りなら20人程度。複数のルーキー野手がその中に入るのは近年では異例ながら、若手の台頭が望まれるチーム事情を踏まえてもその余地は十分にある。

■昨年は4投手

 3人を含む新人たちは東京都内で10日に開催される日本野球機構(NPB)の新人選手研修会に出席するため、9日は午前中にキャッチボールなどで軽めに汗を流し空路で移動した。7日の入寮時に佐藤が「しっかり調整し、アピールして開幕1軍を目指しやっていきたい」と目標を話していた通り、A組スタートで首脳陣にアピールする機会が与えられる可能性は大いにありそうだ。 (山田孝人)

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