「引退後が不安」48・4%進路意識低く プロ野球若手の実情浮き彫り

西日本スポーツ

 日本野球機構(NPB)は9日、2019年現役若手プロ野球選手に対して引退後の生活に関する「セカンドキャリア」のアンケート結果を発表した。昨年10月のフェニックス・リーグに参加した12球団の選手215人が回答した。対象選手の平均在籍年数は3・2年、年齢も23・1歳と若い上、年俸は1000万円を切る994・5万円。回答者の78・1パーセントが独身ということもあり、アンケートからは、将来への不安が大きいものの、生活設計への意識はまだ高まっていない実情が浮き彫りになった。

 引退後の生活に不安を感じている選手は全体の半数近くの48・4パーセントとなる104人。不安の要素(複数回答可)については、収入面(生活していけるか?)が76・0パーセント、進路(引退後、何をやっていけばいいか?)が73・1パーセントと高かった。野球選手としての成功の道筋が見えにくい下積み状況の中では、その先を考える余裕がない側面が垣間見えた。

 他の設問では、職業意識や学生野球資格の回復についても調査。何らかの形で現役続行を望む割合が多い一方で、会社経営者(独立・起業)について21・4パーセントが「やってみたい」と回答するなど、新たなチャレンジを考える意識も高かった。また、研修会を受講すれば学生野球指導に携われることができることを知っている割合は6割を超えていたが、詳細な手続きまでよく知っている選手は5・6パーセントの12人と少なかった。

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