ソフトバンク今宮「体が本当に軽い」愛するスナック菓子も週1に

西日本スポーツ 山田 孝人

■北九州市で自主トレ公開

 自己最高へ「S15(サァイコー!)」-。福岡ソフトバンクの今宮健太内野手(28)が10日、北九州市内で行っている自主トレを公開し、今季は全ての面でキャリアハイを目指すことを誓った。ここ2年は左太もも裏痛に悩まされ、満足のいくシーズンを送れなかったが、現在のコンディションは万全で、自身初のフルイニング出場も見据える。球団スローガン「S15」のように、プロ11年目を最高のシーズンとする決意だ。

■雪辱誓う11年目

 雪辱を誓う11年目へ気力がみなぎる。目標に自己最多の20本塁打を掲げた上で「(全てで)キャリアハイがベスト。数字は20本塁打としたが、それもいい打率を残さないと打てないこと。しっかり頑張っていきたい」。過去の最高成績は、打率が2017年の2割6分4厘(規定打席到達時)、本塁打は同年と昨年の14本、打点は17年の64。それら全てを上回る成績を残すことを誓った。

 昨季は5月に打率で一時リーグトップに浮上した。40試合消化時点で打率3割3分3厘、8本塁打。だが左太もも裏痛の影響で6月下旬から約1カ月離脱した。昨季後半は負傷が影響し、左脚でタイミングをとる打撃フォームを変更したこともあって数字を落とした。「力強くバットを振れていた(昨季)前半のフォームがベスト。それに今、再び取り組んでいる」と話す。この日も約3時間近く、懸命にバットを振った。

 過去2年悩まされた左太もも裏には「全く不安はない」と言う。昨秋のキャンプで工藤監督から直々に伝授された体幹トレメニューは、この自主トレでも毎日実行中だ。これも奏功し「体が今、本当に軽いんです」と笑みがこぼれる。負傷なく出場できれば、自己最高の打撃結果を残す自信はある。さらに内野の要遊撃を担う責任感が極めて強いだけに「まずは全試合。ベストはフルイニング」と言い切った。

 そのために肉体改造も欠かさない。昨季まで78キロ程度の体重を75キロ前後に落とす。「昨年は守備が散々でキレもなかった。重かった」。7月で29歳。体質の変化も敏感に感じているだけに、ベスト体重のキープへ食生活も見直す。「元々太らない体質だったのに、太るようにもなった。野菜をとることもそうだし、暴飲暴食もしない」。愛してやまないスナック菓子も、このオフから週に1度と固く決めてコンディション管理に気を配る。

 キャリアハイを目指すのも、フルイニング出場を見据えるのも理由は一つ。主力として、3年ぶりのリーグV奪還と4年連続の日本一に向けて、離脱することなくチームをけん引し続けるためだ。「しっかり貢献できるように」と意気込む今宮が、歩みを止めることはない。 (山田孝人)

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