サニックスにブラウンHC 12日TL開幕、レベスタでNEC戦 ムーアはベンチ外

西日本スポーツ 大窪 正一

■ムーア「いいシーズンになる」

 昨秋のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の追い風を受けて12日にトップリーグ(TL)が開幕する。九州唯一のTLチーム、宗像サニックスはW杯会場の一つだった福岡市のレベルファイブスタジアムでNECと対戦。磨きをかけた持ち味の「ランニングラグビー」で昨季13位からの躍進を目指す。

 昨季まで指揮を執った藤井雄一郎氏(現日本ラグビー協会強化委員長)の代わりに、コーリー・ブラウン・ヘッドコーチ(HC)が就任。昨季はスーパーラグビー(SR)のサンウルブズで攻撃担当のコーチを務めた戦術家だ。ディフェンス・スキル担当は前7人制男子日本代表HCのダミアン・カラウナ・コーチ。運動量を土台に攻守両面で底上げを図ってきた。

 NEC戦の先発には、元日本代表で35歳のCTB今村雄太をWTBで起用。ナンバー8には突破力のあるウォーレンボスアヤコが入った。ウォーレンボスアヤコはW杯の出場資格を得られなかったが、昨季日本代表合宿にも加わるなどポテンシャルは折り紙付きだ。

 開幕戦はベンチ外だがチームの中心となるのが、日本代表でW杯全5試合に先発して8強入りに貢献したロックのムーア。「いいシーズンになる自信がある」と予感している。

 ムーアが東芝から移籍した昨季のチームは、16チーム中13位。リーグ戦は総得点が16チーム中最下位の75で7戦全敗と苦しみ、入れ替え戦で生き残った。どこよりも走り回るチームスタイルのおかげで成長できたという感謝の思いは強い。

 W杯では出場選手で6番目のタックル数を記録。「W杯は人生の中で誇りに思う瞬間。日本人ではないが、日本を代表して代表として戦えたのがうれしい」。忠誠心にあふれるタックラーは、今度は宗像サニックスのためにフル回転する。 (大窪正一)

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