「初心に戻ってやるんだ」相次ぐ卒業、逆風に一丸 HKT月イチ報告(上)

西日本スポーツ 古川 泰裕

 1期生・田中菜津美の卒業から始まった、HKT48の2020年。たぐいまれな機転とトーク力を見せていた「MC番長」との別れがグループにもたらす影響は小さくはないが、〝ポストなつみかん〟を狙う次世代の成長も著しい。指原莉乃という大黒柱が巣立った19年を一丸で駆け抜けたメンバーたちは、新たな専用劇場の完成、初のオリジナル公演が控えるオリンピックイヤーへどんな希望を抱くのか。1期生の下野由貴(21)、2期生の上野遥(20)、3期生の栗原紗英(23)、4期生の堺萌香(21)に聞いた。(古川泰裕)

 ◆仕事始めは博多座ライブ

 -2019年はどんな年だった?

 下野「変化が多かった年だとは思いますね。さしさん(指原莉乃)の卒業があって」

 上野「確かに、新しいHKTって感じが大きかったと思いますね」

 「あっという間すぎて、何があったっけ?みたいな…」

 下野「私、昨年も(月イチ活動報告で)1年を振り返っていた気がする。2回に分けてやりましたよね。さしさんの卒業発表を挟んで。HKTの18年十大ニュース」

 -18年12月15日の卒業発表の後、急きょインタビューを追加した

 下野「やりましたね。(植木)南央いたもん」

 「(植木が)卒業しちゃった…」

 下野「卒業メンバー、多かった?」

 上野「2期生3人(冨吉明日香、岩花詩乃、駒田京伽)と南央さん…」

 -はるっぴ(兒玉遥)も

 上野「多いですね…実感が本当にない」

 -単純にメンバー構成だけでも「変化」が大きい

 栗原「さっしーさんが卒業してからの、1期生2期生さんの引っ張ってくれる感じが、より強くなったというか。わー先輩!って感じ(笑)。私たち3期生は先輩でもあるし後輩でもあって中間な感じなんですけど、さっしーさんがいなくなったことで、さらにいろいろ教えてくれて。本当に、いい先輩!」

 上野「本当だったらいいなあ(笑)」

 「(7~10月の九州7県)ツアー期間でも、今までよりめっちゃ先輩から話してくれることが多かったし、話し合いもめっちゃしたし…」

 上野「話し合いめっちゃした!」

 -ツアーの前にみんなで輪になって話した

 下野「あれが一番でかい話し合いかもしれない。あんなことすること、それまでなかったもんね」

 上野「私は、今回の九州ツアーが今までで一番楽しくて。やばいなっていう気持ちがあると、もっと頑張ろうっていう気持ちになるというか。その話し合いで、リハーサルのやり方も改めたんですよ。その次の日のリハが、けっこうみんな思い出に残ってるくらい、いい意味で全然違ったんですよ。本番でも、より一生懸命みんながやっていたのが、みんな同じ気持ちなんだろうなっていうのが伝わったのがうれしくて、楽しかったな」

 「終わった後、感動しましたもん」

 上野「うん、涙が出てきたもんね」

 -本番とほぼ変わらないテンションでリハをやるようになった

 上野「今まで望んできたことだけど、そこまで踏み込めないところというか、雰囲気があって。(在籍して)何年かたったら、ちょっとかっこをつけちゃうんです。でも、それを改められたのは大きかったと思うし、うれしかった。こんなリハがしたかったって」

 -指原さん卒業コンサートは4月28日、横浜スタジアムだった

 上野「今でも写真を見返しちゃう」

 栗原「(衣装の)はかま、似合っていましたよね!」

 -まだ寒かったけど

 上野「寒かった!」

 栗原「でも踊ったら暖かくなるのは、やっぱり人間はすごいなと思った」

 「鼻水が出るんじゃないかくらいの感じでやっていました。大丈夫かな?みたいな」

 -19年の年明けは…

 上野「年明けすぐ、(2期生を中心とした)R24が結成されました」

 -3期生以降の「F24」が出演した1月8、9日のフレッシュメンバーコンサート(博多座)で発表された

 「ほんとだ!すごい」

 -フレッシュメンバーコンサートは、劇場公演スタート7周年記念特別公演(18年11月)で開催が発表された

 上野「その裏で、私たち2期生も同時進行でR24の話を聞いて…」

 栗原「(フレッシュメンバーコンサートは)本当に年明けすぐだった」

 「お正月なかったですもんね」

 上野「5期生も出てたよね?」

 栗原「お手伝いしてくれました」

 「(宮崎)想乃がインフルエンザで出られなかった」

 下野「(水上)凜巳花が代わりに入ってた」

 -宮崎さんがセンターを務める曲はポジションを空けて披露した

 栗原「いないけど、スポットライトだけ当てて、客席のみんなが名前をコールして」

 上野「客席で見てて泣きそうだった。その時は、さしさんもいた」

 下野「(コンサートの感想を書いた長文の)巻物LINE(ライン)が来たときでしょ?」

 栗原「そうです」

 上野「(指原と)一緒に見てました」

 栗原「今は博多座って、(AKB48グループの)舞台『仁義なき戦い』(11月)で毎日通ったので、ホーム感があるけど、前は大きすぎてびびっちゃってた。若手だけで博多座に立てるなんてすごいことだし…。天神の駅で(コンサートの)チラシを配ったりして、けっこう準備していましたね」

 「北九州とか久留米にも行かせてくださいって言って。私は行けなかったんですけど、気になって検索したら『まさか来てくれるなんてうれしい』ってコメントがあってうれしかった」

 -下野さんと堺さんは成人式に出席

 「すごく遠い昔のことのような…」

 下野「(外薗)葉月の自作の振り袖が話題になったり、会見でもHKTに質問が集まったり…」

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