宗像サニックスSHは次回W杯の新星 協会・藤井強化委員長の次男、19歳

西日本スポーツ 大窪 正一

 ラグビーのトップリーグ(TL)に、3年後のワールドカップ(W杯)への期待を抱かせる19歳の新星が現れた。12日の開幕戦でTLデビューした宗像サニックスのSH藤井達哉が、19日のリコー戦(福岡・レベルファイブスタジアム)も2試合連続で先発する。

 日本ラグビー協会の藤井雄一郎強化委員長の次男。昨秋のW杯日本大会の熱気が残る中で行われた12日のNEC戦では、伸びのある正確なパスとテンポのいい球さばき、スペースを突く積極的なランなどで24-18の勝利に貢献した。

 東海大福岡高を卒業後にニュージーランド(NZ)の高校に1年間留学し、オタゴ地方のクラブチームを経て昨年9月にチームに加入。165センチ、70キロと小柄ながら、大柄な外国人選手にも気後れせずタックルする防御はTLでも目立った。

 国内の大学に進学せずに海外挑戦した異色のラガーマン。「実は海外ドラマが好きで海外の学校生活を味わいたくて…。もちろん、ラグビーがうまくなりたいというのもありましたが」と意外な理由を明かして笑った。

 NZでは心身ともに鍛えられたという。「コミュニケーション能力が高まっただけでなく、臨機応変に考えて対応できるようになった。TLでやっていけると感じた。最初はびびっていたところもあるが、もう大丈夫」と自信を付けた。

 W杯は日本が8強入りを決めたスコットランド戦を観戦。父が強化に携わったチームの戦いぶりに感銘を受けた。2023年のフランス大会を見据える成長株は「自分もあの舞台に立ちたい。ぜひ狙いたい」とさらなるアピールを狙う。 (大窪正一)

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