川崎宗則が野球少年に望むこと「僕らがどう接するか」指導側にも言及

西日本スポーツ 森 淳

 昨年、台湾プロ野球・味全でコーチ兼任で現役復帰した川崎宗則内野手(38)が18日、故郷の鹿児島県姶良市で少年野球教室を行った。同市内の少年野球チームに所属する小中学生約90人とキャッチボールやノック、軟式球を使った試合などを通じて交流。忘れてほしくない「遊び心」について語った。

■感性を大切に

 雨上がりの故郷のグラウンドに出てきた川崎は「そゆことで、よろしく」と近所のお兄さんの体だった。お国なまりで「声出せよ! うまくなくていい、声でごまかせ!」とハッパ。次世代に忘れてほしくないのは「遊び心」と言う。指導者への敬意を口にした上で、語弊を恐れず語った。

 「子どもたちの感性を失わせてほしくない。『のびのび』は難しい。規律はある。その中でもちょっと面白い、いいプレーをしてやろうと。グラウンドに行くとき、今日は何かしてやろうというモチベーションを持ってほしい。僕らが子どもたちとどう接するかにもかかってくる。自分も考えたい」

 2時間半の交流。自らノックも打った。友人らと「宗リンズ」を結成して、母校・重富中の野球部と軟式球での試合も。「さあ来い!」と投手に圧をかけると、容赦なく左中間を真っ二つに割った。

 中学生のけん制死に即リクエスト。リプレー検証のまねで「セーフ」とやった。自身2安打も最終5回にサヨナラ負け。頭を抱えて悔しがった。「野球は楽しい。自分が学んだ。その姿を見て彼らがどう思ったか分からないけど、僕は十分に楽しめた」と笑った。

■台湾ビールかけ

 「指導者がハッピーだと子どもたちもハッピー」と教える側も幸せな環境を望む。味全との再契約がまだだが、今季の目標を問われ「所属チームに必ず、楽しく野球させ、優勝して台湾ビールかけをしてみたい。ビールかけもシャンパンファイトも経験あるけど」と結んだ。 (森 淳)

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