深谷大爆発への序曲【若松クローズアップ】

西日本スポーツ

 いい形で予選ラストにつないだ。深谷知博(31)=静岡=は3日目一番の注目カードだった9Rの“ほぼイケメン戦”で、2着を奪取。「2日目に6枠で3着が取れていたので、いい流れを切りたくない」という宣言通りの走りを披露。逃げた“じゃない方”の西山貴浩を最後まで追い詰めるレースぶりは、終盤のさらなる活躍を予感させる。

 機力も手応えは上々。「最近はペラのベースが決まって、どこでもエンジンは安定している」という中でも、最上位と言える仕上がり。「回り足が良くなるのはいつもだけど、これに伸びまでいいのは本体がいい証拠」。さらなる上積みの余地を残すとも。機力の面でも期待は大きく高まる。

 養成所時代に8点勝率をマークし、若くしてG1ウイナーにもなった静岡支部の次期エースの筆頭候補だが、自らの置かれた現状には不満いっぱい。「菊地さんや坪井さん、徳増さんが強いのは分かっているが、いつまでもおんぶに抱っこでは…。今年は上を目指さないといけない」

 整備力、旋回力、S力とどれをとっても一級品。ただ、本人が足りないと自覚している物がある。「メンタルです。ハートが弱い。だからこそ自分に自信を付けるためにもSGを取りたい」。今は大爆発する前のプロローグ。その起爆剤として、まずは5年ぶりのG1タイトルへ突き進む。 (森 大輔)

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