W杯選外の悔しさバネにTLで存在感 サニックスの新加入ナンバー8

西日本スポーツ 末継 智章

 ラグビーのトップリーグ(TL)、宗像サニックスに今季加入したラーボニ・ウォーレンボスアヤコ(24)が12日に開幕したTLで存在感を放っている。同日のNECとの開幕戦で勝利を決定づけるトライを挙げると、19日のリコー戦でも力強い突破で味方のトライにつなげた。昨秋のワールドカップ(W杯)は日本代表になる資格を満たせず、大会直前で選外に。悔しさをばねに再出発したナンバー8が「チャンスがあれば、また挑戦したい」と宗像から今度こそW杯出場を勝ち取る。

 オーストラリア出身のウォーレンボスアヤコは2016年、TLのNTTコム加入のため来日。国籍がなくても36カ月の継続居住(今年末からは60カ月)などの条件を満たせばその国の代表になれる制度を生かし、19年W杯出場を目指して代表合宿にも参加していた。しかし昨年7月、リハビリなどで一時離日した影響で継続居住の日数不足が判明。このW杯での代表入りは幻になった。

 「W杯をテレビで見るのは本当にきつかった。でも日本は世界を魅了した。僕がいようがいまいが、チームはすごくいい結果を残した」と初の8強入りを果たした日本の活躍に刺激を受け、奮起。代表ではバックスでの起用が想定されていたが、サニックスではナンバー8での起用が続く。

 188センチ、103キロの体格を生かした突破力だけでなく、陣地を挽回するためにキックを任されることも。「コーチに言われたポジションを何でもやり、自分のスキルを全部出す。今は先を見ず、目の前の試合でどう戦うか集中し続ける」と実績を積み重ねていく。 (末継智章)

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