ソフトバンク5位柳町 合同自主トレ中も勉強 慶大卒業へ残り6単位

西日本スポーツ 山田 孝人

■単位取得へきょうから東京

 福岡ソフトバンクのドラフト5位、柳町達外野手(22)=慶大=が21日、文武両道を貫いての春季キャンプA組(1軍)入りを誓った。卒業に必要な単位取得のため22日から東京に戻ってテストに臨む。新人合同自主トレも“卒業”が迫っているだけに、テスト期間中も精力的に体を動かす予定だ。頭も体もフル回転させて、学業も野球も優秀な成績で目標に掲げる開幕1軍入りへまい進する。

 人影もまばらな早朝の筑後屋内練習場に、黙々とバットを振る柳町がいた。この日は新人合同自主トレの休日。一人マシン打撃などに取り組み、2時間以上にわたって精力的に練習に励んだ。「22日からいなくなるので動いておきたかった」と汗を拭った。

 慶大卒業に必要な残り6単位を取得するため、福岡を離れ東京に戻った上でテストに臨む。「本当は4年の春には全部取っておかないといけなかったんですけど…」。そう苦笑いしつつも「夜は自由時間があるので、少しずつ勉強はしていた」と準備は万全だ。

 商学部らしく、国際的な金融関連のものなどテストは計10科目。高校、大学と学業、野球を両立させてきた男だけに焦りはない。3科目合格すれば晴れて卒業が決まる。「(卒業を決めて)早く野球に集中したい」と端正なマスクを引き締めた。

■26日に再合流

 一方で、自主トレの打ち上げは29日でこちらも“卒業”が迫る。27日には工藤監督が視察へ訪れることになっている。柳町は26日に再合流する予定。目指す春季キャンプA組入りのため「向こうでも、勉強しながら体も動かしたいと思っています」と意気込んだ。

 テスト期間は茨城県内の実家から東京都内のキャンパスに通うといい、帰宅後にトレーニングを行うつもりだ。「打っておかないとやっぱり感覚が鈍る。その状態では結果を残すのは難しいので」。寸暇を惜しみ、学業でも、これから本業となる野球でも目標を達成する決意だ。

 既に視察した森ヘッドコーチが柳町を含む支配下の大学、社会人選手をA組に抜てきすることを示唆しているが、当然、首脳陣の目の前でのアピールは欠かせない。「(勉強と野球)どっちも良い方向に。どっちかダメでもよくない。何とかA組に入りたいです」と“ダブル合格”を目指す。 (山田孝人)

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