ソフトバンク1位佐藤「触りたい」キャンプ中に最高の相棒探し意欲

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクのドラフト1位ルーキー、佐藤直樹外野手(21)=JR西日本=が22日、自己紹介の一環で「バット外交」に乗り出す考えを明かした。現在、2種類のバットを用いて新人合同自主トレで奮闘中だが、A組(1軍)スタートが濃厚な2月の宮崎キャンプでは主力打者が使用するバットに触れて回る。名前を覚えてもらった上で「最高の相棒」となるバットを見つけるという一石二鳥を狙う。

■「今一番気になるのは柳田さんの」

 筑後のファーム施設で行われる新人合同自主トレは、この日、終盤の第4クールに突入した。新人にとって初めてのプロでのキャンプインが10日後に迫り、表情も引き締まる。「(新人合同自主トレは)しんどいけど、慣れてきた部分もありますよ」。張り詰めた緊張感は当然あるが、同時に若干の余裕を持ち始めたのはドラ1の佐藤だ。

 この日もランニング、体幹強化、ゴロ捕球と軽快な動きを見せ、順調な仕上がりをアピール。9日の同自主トレを視察した森ヘッドコーチが「社会人と大学生の新人野手3人は、個人的には見たいし、入れたいと思っている」と示唆した宮崎キャンプA組スタートに向け、着実に練習メニューをこなしている。

 そんな佐藤が今、連日考えを巡らせるのが、プロの世界で使用するバットに関してだ。「基本的には(使用するバットを)コロコロ替えるタイプなんです。その日手に持った感覚を大事にしているので」。社会人時代は890グラムのバットを使用していたが、プロ入りに際し、同じ重さで形状の異なるバットを準備した。

 ただ、プロではさらに選択肢を広げ、自分に合った「最高の相棒」を手にしたいという思いが強い。球界を代表する野手ぞろいの先輩たちはどんなバットを使用し、結果を残しているのか。キャンプ中に直接、自ら手に取り、あらゆる情報を得ようと思い至った。

 「いろんな人のバットを触りたい。できることなら全員のを。以前(社会人時代)は内川さん(モデル)のバットを使ったこともある。握ると太かったけど、打った感じはすごく良かった。今一番気になるのは柳田さんのバット。どんなバットで、あれだけのフルスイングをしているのか…」

 新天地で活躍するには、環境に慣れることが何より大事。佐藤にしてみれば、名前を覚えてもらうことから全ては始まる。そのためにバットをコミュニケーションツールに換え、一石二鳥の「バット外交」といきたい。「早くいろんな人の話を聞いてみたい」。2月1日のキャンプインが待ち遠しくて仕方ないようだ。

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ