石野大会初V ダイヤモンドカップ 【若松】

西日本スポーツ

 若松ボートのG1「ダイヤモンドカップ」(優勝賞金900万円)は22日、強風のため最終12Rの優勝戦だけ安定板を使用。1枠の石野貴之(37)=大阪=がインから逃げて完勝。今年初Vを当地G1初Vで飾った。G1は8回目の優勝。2着は松井繁(50)、3着は吉川元浩(47)が入線。6日間の総売上は約75億円で、目標の72億円を大きく上回った。

■ヒーロー

 3、4日目には安定板を使用するほどの強風が吹き荒れ、最終日も午前中から降り続いた雨に加えて優勝戦はほぼ満潮の時間帯。さらに風も強まり、優勝戦だけ急きょ、安定板を使用。不安定なコンディションの中で争われたシリーズを制したのは、昨年のグランプリ覇者・石野だった。

 インからコンマ11のSを踏み込むと、堂々と1Mを先取り。差してきた瓜生をBSで退けて2Mを回れば、その後は独走だった。

 前検は「あまり良くなさそう」とイマイチだったが、ペラ調整で初日には出足を良化させ、2日目からは伸びも満足のレベルに仕上げた。ピット離れに一抹の不安を残したこともあり、最終日も「不安をなくすためにも、いつも通りしっかりと調整したい」とペラに向き合った。コンディションの変化に惑わされない桁違いのエンジン出しとメンタルの強さ、機力に裏打ちされた豪快なレース。あれよあれよとシリーズリーダーに躍り出ると、準優、優勝戦とインからしっかり押し切り。「若松は元々好きなレース場だけど、ここまで水面が荒れるとは…(笑)。今度は穏やかな水面で走りたいですね」。難水面を乗り越えて、王道をまい進。圧倒的ともいえる強さを見せつけた優勝劇だった。

 「今年も目標はグランプリ。一走一走を大切に走りたい」。大好きな若松で頂点に立ち、これ以上ない最高のスタートを切った石野が、今年も年末まで突っ走る。 (井上泰宏)

 ◆石野貴之(いしの・たかゆき)1982年6月3日生まれの37歳。大阪府出身。2002年5月、住之江でデビューの90期。昨年はチャレンジカップ、グランプリを制してSG2V。自身初の黄金ヘルメット獲得に、賞金王、MVPの3冠を達成。最近4年でSG7Vと充実期に突入している。今回の優勝でG1 8V。SGの優勝回数に追いついた。

【優勝戦VTR】

 S展示と同様に、本番も前付けに動く選手は不在。6艇がゆったりとした枠なり3対3でスリットラインに正対。先マイを決めたイン石野に対してジカ差しの瓜生が迫ったが、石野がBSで締め込み2Mを先取り。優勝を決定づけた。大混戦の2、3着争いは、松井が2周2M、吉川が3周1Mで瓜生を交わした。

PR

ボートレース アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング