大分商川瀬150キロ宣言 春の選抜高校野球出場

西日本スポーツ 森本 博樹

 大舞台で150キロを出す。大分商の屋台骨を背負うエースでクリーンアップ、さらに主将も務める川瀬堅斗(2年)が大目標を掲げた。「150キロを出すために練習を頑張っています」。現在の最速は147キロ。大台到達の可能性は十分だ。

 冬は右肩のインナーマッスルを鍛え、走り込みで下半身を強化。「追い込むことだけを考えて気合を入れてやっています」と語気を強めた。「食トレ」にも余念がなく、体重は昨秋から2キロ増の84キロ。確かな手応えを感じ取っている。

 今後は段階を踏んだ投げ込みなどで調整を進めていくが、紅白戦などでは既に140キロ台をマーク。川瀬は「暖かくなる選抜では150キロ」というプランを描く。選抜の開幕は3月19日。約2カ月後の甲子園デビューで全国を驚かせる。

 球速だけでなく、タフさも大きな武器。昨秋の九州大会では初戦から準決勝までの3試合で完投勝利。自らの右腕で選抜をたぐり寄せた。さらに主将としても「自分が練習で必死でやる姿を見せれば、チームは強くなる」と自覚を口にする。

 同校OBで兄の晃(22)は福岡ソフトバンクの内野手。朗報が届いたこの日は、福岡ソフトバンクのウインドブレーカー姿の父・保生さん(63)も学校を訪れ、「甲子園出場は夢にも思っていなかった。感慨もひとしおです」と喜んだ。

 23年ぶり6度目の選抜出場。大分では津久見と並ぶ伝統校だが、甲子園は春夏を通じて8強が最高成績だ。「ベスト8以上、もっと勝って決勝で明豊と対戦したい」。川瀬は昨秋の大分大会、そして九州大会と決勝で2連敗中のライバルへのリベンジも見据えた。 (森本博樹)

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