ソフトバンク田中正義マッスルボディー「これだけやって駄目なら」

西日本スポーツ 長浜 幸治

■今年初の筑後練習

 「マッスル正義」で背水の4年目へ!! 福岡ソフトバンクの田中正義投手(25)が26日、今年初めて筑後のファーム施設で練習し、ブルペンで力強いボールを投げ込んだ。年明けから北九州市内で行った自主トレでは3キロの増量に成功し、体重は人生で最も重い93キロに。プロ3年間で未勝利と力を発揮できていない「5球団競合ドラ1右腕」が、馬力を増したボディーで今季こそ真価を発揮する意気込みだ。

■早くも今年6度目ブルペン

 服の上からでも一目で分かる盛り上がった筋肉こそが、今季に懸ける不退転の決意の表れだ。田中は1月上旬から北九州市内で知人トレーナーと行った自主トレで、股関節周りを中心に体幹強化に着手。1日6時間を超えるハードなトレーニングで「これだけやっても駄目ならしょうがないと思えるくらい追い込んだ」。同時に食事量も増やして約3週間で3キロの増量に成功した。

 人生で最重量という体重93キロのマッスルボディーに変身した右腕は「とにかく出力を上げることを考え、体も大きくなった」と胸を張る。筑後での今年初練習でブルペンに入ると、力強いボールで座った捕手のミット音を響かせた。今年6回目のブルペンでカーブ、カットボールなど持っている球種すべてを計42球投げ込み、心地よさそうに汗を拭った。

 充実のオフを過ごした右腕に勝負の2月がやってくる。「自主トレは頑張れた。でも、練習したからといって結果が出るわけじゃない」。昨春のキャンプはA組(1軍)スタートも、右肩の張りですぐにリハビリ組へ。結局、1軍登板は1試合だけに終わった。「けがをしたらどうしようもない」。今年のキャンプでは細心の注意を払いつつ「どんどん投げてアピールしないといけない」と初日からアクセル全開で臨む。

 2016年秋のドラフトで5球団が指名競合した右腕もプロ未勝利のまま4年目を迎えた。甲斐野や高橋礼、椎野ら後輩投手の台頭も危機感をあおる。「ドラフト1位じゃなければクビになってもおかしくない成績。今年は必ず結果を残す」。力強さを増した肉体で「4年目の正直」を体現する。 (長浜幸治)

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