ラグビー藤井強化委員長 高まる人気の裏で次回W杯へ抱く危機感

西日本スポーツ 大窪 正一

 九州・沖縄のスポーツ界で顕著な業績を残した個人や団体をたたえる第65回西日本スポーツ賞(共催・テレビ西日本、協賛・富士通)の贈呈式が26日、福岡市・天神の天神スカイホールであり、2団体、2個人に表彰状などが贈られた。

 昨秋のラグビーW杯日本大会で史上初の8強入りを果たし、国内を熱狂に包んだ日本代表。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)と二人三脚で偉業に導き、チームを代表して贈呈式に出席した藤井雄一郎強化委員長は「結果が出て良かった」と改めて喜びをかみしめた。

 さらなる飛躍を見据えれば苦難が待ち構える。強化の柱となったスーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズは今季限りでSRから除外される。代表の大部分が所属する国内最高峰のトップリーグ(TL)の改革はまだ進行中で、実りある強化の土台となるかは現時点では未知数だ。

 それでも国内でのラグビー人気の高まりから、3年後の次回W杯フランス大会への期待のハードルは確実に上がった。藤井強化委員長は「代表が強さをキープしないと人気は陰る」と危機感を抱く。選手の底上げは急務。若手ら新戦力の発掘も重要になる。

 「開幕したTLの試合映像は全てチェック済み」と藤井強化委員長。贈呈式の前日の25日はジョセフHCとTLを視察した。新たな挑戦へ-。固い絆に結ばれた二人三脚が続く。 (大窪正一)

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