ソフトバンク甲斐野3キロ増量も「痩せたな」連投視野の新ボディー

西日本スポーツ 山田 孝人

 福岡ソフトバンクの甲斐野央投手(23)が27日、今オフに鍛え上げた「連投ボディー」で不動のセットアッパーを目指すことを誓った。先輩の森に弟子入りしたグアム自主トレでは、連投に耐えられる強い体を求めて筋力&体幹トレーニングなどに精力的に励んだ。奏功して筋肉量が増えて体重も3キロ増と手応えがある。今季は一層の活躍でプロ2年目の成長を示す。

■岩崎、加治屋に負けん

 日焼けした精悍(せいかん)な顔つきで精力的にトレーニングに励む甲斐野がいた。今年初めて福岡県筑後市のファーム施設に登場。前日26日に米グアムから帰国したばかりだが、疲れを一切感じさせないキレのある動きでランニングやキャッチボールを行った。

 「みなさんに『痩せたな』って言われるんです。でも実際体重は3キロ増えて92キロ。筋肉量が増えたんだと思います。連投をできる体を求めてやってきた」。2年目のシーズンを戦う新たな体に納得の表情を浮かべた。既にブルペンには10回近く入っている。各回ともシーズンに近い球数に抑えて連投を意識しているといい「いい状態」とうなずいた。

 体づくりのために、“師匠”森にひたすら食らいついた。「本当によく走るし練習の質が高い」。連日ランニングに多くの時間を割いて、体幹や筋力トレも経験のない量をこなしたという。6年連続で50試合以上登板中の鉄腕が行う内容に取り組むことが、求める「強い体」への道と考えたからだ。

 昨季はチーム最多の65試合に登板して、3年連続日本一に貢献。一方で、3日連続での登板は1度にとどまった。それも2日目は4失点で3日目は3失点。体の強さが足りないと痛感しただけに、新ボディーでさらなる飛躍を果たす決意だ。

 森からはシーズン中の維持の方法も教わった。「肩や肘の疲れを取ることなどです。生かしていきたい」。常夏の島で森と過ごした、貴重な時間の全てを今後の自分の糧とする。

 目指すポジションは昨季も担うことが多かったセットアッパーだが、復活を誓う岩崎や加治屋らライバルがひしめく激戦区だ。それだけに「(自分は)固定されていたわけではない。だから奪いたい。争いに勝てるように」と闘志を燃やし不動の「8回の男」を目指す。 (山田孝人)

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