ソフトバンク1軍40人からふるい落とす 2月13日紅白戦スタート

西日本スポーツ 倉成 孝史

 福岡ソフトバンクは28日、ヤフオクドームで監督・コーチ会議を開き、春季キャンプの1、2軍メンバーを決定した。尾形崇斗投手(20)、砂川リチャード内野手(20)の育成2選手と、ルーキー4人が抜てきされるなど、A組(1軍)は40人超えの大所帯。例年よりシーズン開幕が早いため2月13日からは紅白戦を予定しており、工藤公康監督(56)は結果次第でのふるい落としも予告した。V4へ向けて、厳しいキャンプがまもなくスタートする。

 その表情はもう戦闘モードへと入った。春季キャンプへ向けた監督・コーチ会議。コーチらの推薦をもとに、工藤監督はルーキーの佐藤、海野、津森、柳町の4選手に加えて、ともに20歳の尾形、砂川の育成2選手をA組に抜てきした。「若い人の頑張りはチームの底上げになるし、ベテランの刺激にもなる」。フレッシュな若手の突き上げが、キャンプを活性化させることを強調した。

 昨年は37人、一昨年は35人だったが、故障明けの選手らを除いた主力、ベテランもA組入りしており、遅れて合流するデスパイネグラシアルモイネロ、ムーアら外国人選手も含めて今年は40人超えの大所帯でスタートする。指揮官は「(新人は)即戦力として球団が獲得してくれた選手。しっかりとキャンプで見極めていきたい」と、実績はなくとも若手を主力と同じ土俵に上げることで、フラットな目線でその実力を判断する考えを明かした。

 門戸を広げた分、もちろん「ふるい落とし」の目は厳しくなる。東京五輪の影響で今季の開幕は例年より約1週間早い3月20日。キャンプメニューも前倒しとなり、2月13日には最初の紅白戦が予定されている。「キャンプが始まれば、結果を残した選手が(1軍に)残っていくことになる。しっかり戦ってほしい」。実戦での結果をもとにシビアに見極めていく構えだ。

 逆に言えば、若手にも結果次第で開幕1軍、定位置奪取の可能性は大きく広がる。現に指揮官は、昨年の台湾アジア・ウインターリーグ(WL)での結果も評価し尾形と砂川を抜てき。同WLでは尾形が10試合の登板で3セーブの防御率0・77、11回2/3を投げ23奪三振と活躍し、砂川は計17試合で打率2割9分9厘、3本塁打、17打点で本塁打、打点の2冠に輝いた。

 「彼らが出している結果も含めて、彼らの実力が上がっているという証拠。僕自身も彼らを見たいし、しっかりと見極めていきたい」。若手が主力を突き上げれば突き上げるほどサバイバルは激化し、チームは4年連続日本一へと近づいていく。 (倉成孝史)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ