西武松坂に1500人大歓声 14年ぶり古巣に戸惑い「顔と名前覚える」

西日本スポーツ 小畑 大悟

 2月1日の春季キャンプインを前に、リーグ3連覇と12年ぶりの日本一を目指す西武の出陣式が28日、埼玉県所沢市で行われた。背番号18でプロ入りした古巣へ14年ぶりに帰ってきた松坂大輔投手(39)は背番号16の西武のユニホーム姿をファンの前で初披露。40歳シーズンに故障から復活した姿をマウンドで見せることを約束した。

 「西武・松坂」がファンの熱視線を浴びて再スタートを切った。選手たちが顔をそろえた出陣式に参加。会場には抽選で選ばれたファンクラブの会員約1500人が集まり、背番号16のユニホームを着た右腕が登場すると大歓声が起こった。

 壇上に上がった松坂は「14年ぶりに帰ってきた松坂です。よろしくお願いします」と丁寧にあいさつ。続けて「昔(前回在籍時)のイメージを持たれている方もたくさんいると思うけど、今はなかなか難しい。どういう形になるか分からないけど、リーグ3連覇に向けた力になりたい」と力強く決意表明した。

 出陣式の前にはナイン一人一人と対面してあいさつ。「今では首脳陣や裏方さんの方が知っている人が多い。顔と名前を覚えていかないと」と苦笑いだ。甲子園のヒーローとして神奈川・横浜高から1999年に入団した当時はチーム最年少の18歳だったが、経験を重ね最年長として帰ってきた右腕は「最年長になって若い子ばかり目にするのは想像していなかった。キャンプが楽しみ」と笑みを浮かべた。

 中日でプレーした昨年は右肩の故障もあり登板2試合で0勝に終わったが、現在は万全のコンディション。宮崎・南郷のA班(1軍)でキャンプに臨む。沖縄での自主トレでは約70メートルの遠投も行った。「去年に比べて今年の方がいい。立ち投げだとブルペンに入ってもいい状態」と早期の投球練習にも前向きだ。

 出陣式では中央の辻監督を主将の源田と挟む形で“主役”のポジションで臨んだ。辻監督は「経験を踏んだ選手が上(1軍)にいるとチームが一つになれる」と期待を寄せる。マウンドで幾多の名勝負を繰り広げた平成の怪物が愛着ある西武のユニホームを着て、まもなく本格的に動きだす。 (小畑大悟)

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