ソフトバンク柳田が1人部屋を辞退した理由「一緒にペイペイさんで」

西日本スポーツ 長浜 幸治

 24時間利用OK!? 福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(31)が29日、宮崎春季キャンプでの「ギータ相談室」の開設を明かした。昨年11月の右肘手術の影響で宮崎春季キャンプはリハビリ組でスタート。今オフに7年契約を結んだ球界屈指のスーパースターは「人数が多い方が楽しいじゃないっすか」と若手選手との同室を大歓迎。年下のチームメートとも野球談議に花を咲かせるつもりだ。

■リハビリ組スタート

 筑後のファーム施設での練習公開日。柳田が熱っぽく口にしたのは若手選手たちへの思いだった。昨季は開幕直後の左膝裏肉離れで長く戦列を離れ、昨年11月の右肘手術後はリハビリ生活。そこでともに汗を流したチームメートへの思いに、年齢は関係なかった。

 「日の当たる場所に立つことなく、給料もそんなにもらっていない。それでもこいつらはこんなに頑張っている。一緒にペイペイさん(ドーム)でプレーしたいし、その手助けは喜んでしたい」

 宮崎春季キャンプは複数の選手が同室となるリハビリ組でスタート。実績があるベテラン選手はA組の1人部屋での宿泊も可能だが、今オフに7年契約を結んだスーパースターは「人数が多い方が楽しいじゃないっすか」と、2人部屋か4人部屋を希望した。

 若手と文字通りに寝食をともにするだけではなく、自室を積極的に「門戸開放」する。「聞きたいことがあれば、どんどん来てほしい。野球の話もしたいっすね」。常勝軍団の1軍を目指し、狭き門を突破しようともがく若手との野球談議も心待ちにする。

 この思いも、若手との練習で大きな刺激を受けたからだ。「若いやつと練習して、下手な姿は見せられないと(自分を)追い込むことができた。すごく良かった」。この日も54スイングのフリー打撃で力強い打球を放ち、ダッシュやキャッチボールもこなした。

 「打つ、走るはほぼ全力でできている。投げる方も普通にやれそう」。自身も背番号9の前任者である小久保裕紀氏(前日本代表監督)に若手時代から声をかけられ、球界を代表する選手へと成長した。宮崎では若手の手本となる姿を見せることができそうだ。

 昨季は38試合の出場にとどまった。「何もできなくて情けなかった。今年はまた一からレギュラーをしっかり取って試合に出続けたい。同じ練習をした自分が結果を残せば、一緒にやった選手も『俺もできる』と思ってくれる」。東京五輪の代表入りも期待されるギータが若手の道しるべとなる。 (長浜幸治)

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