層の厚さ感じたキャンプ初日 目についた若手左腕/池田親興
◆ソフトバンク春季キャンプ(1日、宮崎・生目の杜運動公園)
新戦力が多いわけではないが、非常に見どころの多いホークスのキャンプ初日だった。投手陣でいえば和田がいきなり捕手を座らせて投げ、復活を懸けるサファテもブルペン入り。十分な実績のある森が意気込んで腕を振っていたのがとりわけ印象に残った。
去年はあれだけ多くのけが人が出たチーム。仕上がり具合は個々で違うが、今年は特に初日から投げられる状態でキャンプに来たということに大きな意味がある。東京五輪の中断期間があるため開幕も早い。どんな立場でもアピールは欠かせないということだ。
その点でいえば、目についた若手の一人に古谷を挙げたい。昨秋に参加した台湾でのウインターリーグでコツをつかんだのか、初日にしては球のばらつきが少なかった。彼は奪三振率が高い一方で与四球率も高いのが課題。もともと持っている排気量に体が追いついてきたとすれば、左腕でもあり貴重な存在となる。
最後までブルペンにいた育成の尾形も含め、どの投手もA組にふさわしいレベル。けが人が戻ってきて2、3チームはできそうなほどの選手がそろう中でふるい落とされるわけだから、目の色が変わるのは当然だろう。層の厚さを改めて感じるキャンプ初日だった。 (西日本スポーツ評論家)




















