瀬古氏、快走の青学大・吉田祐也に直接苦言「マラソンなめてしまう」

西日本スポーツ

 別府大分毎日マラソンは2日、大分市の高崎山・うみたまご前から大分市営陸上競技場までの42・195キロで行われ、箱根駅伝4区で区間新を更新し、青山学院大の総合優勝に貢献した吉田祐也(4年)が初マラソンを2時間8分30秒の好タイムで走り、日本人トップの3位に入った。

 吉田がフィニッシュした後、瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーが大会の総括会見を行っていると、そこに吉田が現れ、異例の強化責任者と選手の掛け合い会見となった。

 瀬古リーダーは会見場の後方に吉田が座っていることを確認すると、「こっちこいよ」と隣の席に座らせた。

 「初マラソンとは思えないような走りだった」と絶賛したが、その後はまさかのダメ出し。40キロ手前でスパートをかけて先頭に立った場面について、「なんで出たの?あそこで出なかったら…」と苦言を呈した。

 「欲が出たんだな、相手に使われてしまったね」と続けた。吉田は卒業後に大手菓子メーカーのブルボンに内定していることから「まだまだやることがいっぱい。ブルボンのクッキー食べながら頑張って」と話すと吉田は「いえいえ」と苦笑い。

 さらに「最初にはまっちゃうと、マラソンをなめてしまうからね。1回ぐらいは失敗したほうが…」と話すと、吉田がすかさず「なめてないです」ときっぱり返した。

 瀬古リーダーは箱根駅伝の後、吉田が競技を引退することを伝え聞き、「いい走りをしているんだから、やんなさいよ」と勧めていた。その期待の選手の快走に「2024年(のパリ五輪)に向かって戦力になる。やめないで続けてほしい」と懇願していた。

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