泣き虫センターに送るエール HKT松岡はなは、そのままでいい (2ページ目)

西日本スポーツ 古川 泰裕

 ◆「たくさん怒ってしまうけど…」

 指原の指導は優しいものばかりではなかった。

 昨年5月28日、マリンメッセ福岡で開かれた「指原莉乃大感謝祭」で、指原はそれまで自身が担ってきた重要な役目を松岡に任せた。「もっと声を」とファンを鼓舞し、ライブを盛り上げる「あおり」だ。ファンとの掛け合いで成り立つ「最高かよ」で、そのすべてを託した。だが…。

 「期待しているから、たくさん怒ってしまうけど… その度にたくさん泣かせてしまって… でもたくさん努力してくれます」

 指原は終演後、ツイッターで厳しく指導したことを示唆しながら、会場の隅で練習をし続ける松岡の姿をアップした。

 松岡は彼女なりのスピードでその指導を吸収し、成長していった。

 昨年夏から3カ月にわたった九州7県コンサートツアー。「まだまだいけるよ!」。最終公演のステージには、ライブの終盤になっても田中や田島芽瑠らとともに声を張り上げ、客席を盛り上げる松岡がいた。残すところ1曲というところで巡ってきたMC。指原がいた頃はライブが大好きな松岡が「寂しい」と泣いてしまい、指原がそれをいじって笑う-というくだりが鉄板だった。

 だが、耐えた。慕ってやまない指原はもうステージにはいない。マイクを立ててくしゃくしゃの泣き顔を隠した。「次につなげられるように、みんなで頑張りたい」。言葉をつないだ。

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