ソフトバンク柳田、城島アドバイザーと初会談 ロッカーで二人きり10分、貴重アドバイス授かる

西日本スポーツ 山田 孝人

 ◆ソフトバンク春季キャンプ(3日、宮崎・生目の杜運動公園)

 右肘手術明けの福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(31)が、昨季の雪辱に向けて充実の一日を過ごした。3日連続となったランチ特打を、城島健司球団会長付特別アドバイザー(43)が見守る前で初めて実施。その後、2人きりで約10分間の「会談」で金言も授けられた。ブルペンでは投手の球で目を慣らし、最後に追加のマシン打撃にも取り組むなど、精力的に開幕へ準備を進めている。

■3日連続ランチ特打

 雪辱を期する2020年シーズンへ、柳田がペースを加速させている。3日は室内練習場でテニスボールを使ったティー打撃を行うと、その足でB組が練習するサブ球場に向かった。3日連続となるランチ特打。城島アドバイザーや王球団会長らが見守る前で約20分間汗を流した。81スイングで柵越えは9本。「バットの調子が悪い。俺は調子いいんだけど」と冗談を飛ばしながらも「ふがいないっすね」。まだまだ納得には遠い。

 今度はブルペンへ。打席に立ち、投球練習をする東浜の球に目を慣らした。「投手の球ってどんなんかな、と思って。速いな」と、17年最多勝右腕の球を鋭い眼光で捉えると、その後は再び室内練習場へ。マシンの前で約15分間スイングを繰り返した。「気になるところがあった。1月はあまりバットも振っていない。しっかり振らないと手の皮が強くならない」と話した。

 宿舎へのバスが出発するぎりぎりまで各施設を動き回って調整に努めた。そんな精力的な主砲は、極めて有意義なひとときもB組のロッカールームで味わっていた。ティー打撃とフリー打撃を見つめていた城島アドバイザーと初の「会談」。「(内容は)打撃のこととかです」と語るにとどめたが、伝説的な強打者から貴重なアドバイスをもらえた。

 昨季は左膝裏肉離れでの長期離脱に苦しみ、38試合の出場にとどまった。昨年11月には右肘手術を受けた。だからこそ今季に懸ける思いは誰よりも強い。首脳陣は第4クールまでの状態を見てA組合流の検討を始める方針といい、柳田は当面B組で調整を続ける。それでも気合十分。施設間の移動時につぶやくように言う。「(全体的に)バッティングがミスってるな」「結果(きょうは野球が)うまくなってないな」。野球小僧のように純粋に打って、見て、聞いて-。雪辱へ充実の日々を過ごしている。 (山田孝人)

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