投球フォーム千賀に似てきた 圧倒的な球威のソフトバンク2年目右腕/西村龍次

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク春季キャンプ(3日、宮崎・生目の杜運動公園)

 ブルペンで光ったのが2年目右腕の杉山だ。とにかく真っすぐの強さが際立つ。現時点で言えば、ソフトバンク投手陣でナンバーワン。キャンプがスタートしたばかりで、指にしっかりと掛かったボールを投げる確率や狙ったコースに投げ込む確率は決して高くはなかったが、圧倒的な球威が目を引いた。今後、直球の精度が上がっていけば、間違いなく自分の居場所をつかむと確信している。

 鍵は変化球だろう。制球がばらつき、カウントを悪くして、直球でストライクを取りにいく。ストライクが欲しいから腕も振れず、球威も落ちる。そこをガツンと…。これが彼のような球威で抑えるタイプが打たれるパターン。簡単にストライクが取れる変化球があれば、素晴らしい直球がさらに効果的になる。彼には空振りを奪える縦のスライダーがあるので、この問題も大きくない。

 このオフは千賀の自主トレにも参加したと聞いた。投球フォームも千賀に似てきたが、身長193センチと千賀より6センチも高く、スケールも大きい。1年目はキャンプで右足首を捻挫したのをきっかけに負の連鎖に陥った。故障なくキャンプを乗り切ることも、未来を切り開く大事なハードルになる。 (西日本スポーツ評論家)

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