SB助っ人左腕は米通信社の特派員「ブログの始皇帝」時代先取り/復刻

西日本スポーツ

 ◆日めくりソフトバンク 誕生15周年

 ソフトバンク球団は今年15周年。球団がソフトバンクとなった2005年からの宮崎春季キャンプを、過去の西日本スポーツ掲載記事で振り返ります。07年2月5日は、助っ人左腕のマルチな才能が明らかに…(年齢などは当時)。

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 福岡ソフトバンクの新外国人、C・J・ニコースキー投手(33)が全世界に取材網を持つ米大手通信社「AP通信」の“特派員”としてホークスや日本野球などの記事を配信することが5日、分かった。米国内で新聞社やテレビ局など約6700社が同通信の記事を利用。メジャー関係者の注目度も高い。同投手は「ホークスにはいい選手が多い」としており、紹介記事を通じて将来、メジャー戦士が誕生する可能性もある。第1回配信は14日の予定だ。

 「世界一」を目指す王ホークスに強力な“援軍”が現れた。新外国人のニコースキーが明かしたのは特派員への就任。米国内で絶大な影響力を持つ「AP通信」を通して、タカ戦士たちを世界に伝えることになった。

 「以前から書くことに興味があった。いい機会だし、日本の野球や文化などを紹介したい。ホークスにはいい選手が多い。メジャーで通用? 大勢いるよ」。早くも執筆に腕が鳴る様子だ。

 1月29日の初来日から約1週間。既に“ネタ”は満載だ。なかでも、メジャー10年で336試合に登板した左腕の本能が反応したのはエース斉藤和と主砲の松中だ。「斉藤の雰囲気やプライド、体格などはメジャーサイズだ。松中がバットを振る姿も素晴らしい」。今後、間近でじっくりと観察した上で“特ダネ”にするつもりだ。

 初めて記事を書いたのは1997年、アストロズのホームページ(HP)だった。同年にはメジャー選手で最も早くHPを立ち上げて日記風の身辺雑記も盛り込み、「ブログの始皇帝」を自任する。昨年には衛星ラジオ局でメジャーのプレーオフ中継に携わるなど活動範囲も拡大中。今回は、10年来の友人というAP通信の編集者ベン・ウォルカー氏の依頼で記事を配信することになった。

 記事は自らの名前を冠したコラム形式で、初回配信は14日の予定。既に記念すべき第1回を書き上げた。「まずはあいさつって感じ。春季キャンプでの日米の違いなどについて書いたよ」

 メジャー計12球団での春季キャンプ経験を踏まえ、朝の声出しや初の温泉体験など、異国での「驚き」を伝えるという。今後は2週間に1度のペースで記事を書く計画。松坂のレッドソックス移籍などで日本への興味が高まる米国や世界へ向け、ホークス関連の出来事を紹介していく。

 キャンプ第1クール最終日だった4日には2度目のブルペン入りをするなど本業の調整も順調。上手と横手から投げ分け、先発と中継ぎの“二刀流”で期待される左腕。グラウンド外でもマルチな才能を発揮して、ホークスの世界制覇を後押しする。

(2007年2月6日付、西日本スポーツより)

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