闘志~たぎらせ~…「思い届ける感じが好き」ソフトバンク新人チア、いつも胸にある応援歌

西日本スポーツ

 ソフトバンクの公式ダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」2020年度メンバー20人の活動が始まった。応募者約100人の中からオーディションを勝ち上がった個性派ぞろい。今季新たに加わったmiruには、思い入れのある本拠地の光景があるという。

 小学校時代からヤフオクドームへ通った。中学生だった頃は自転車で約30分、学校から直接ヤフオクドームへ走ったこともある。大好きな応援歌があった。特に、ファンファーレと呼ばれる導入部だ。

 闘志~たぎらせ~ 戦~う 戦士~

 一時代を築いたスピードスター、本多雄一(現ソフトバンク内野守備走塁コーチ)の応援歌。「最初、動きがないじゃないですか。みんな動かず、ただメガホンを前にかざす。あの統一感。グラウンドの中心、バッターボックスに向かって思いを届けている。その感じが好きなんです」。miruは熱弁する。「ゆっくりな曲調から始まって、太鼓がドンドンドン、と鳴って…『ドームに来たな』って思ってました」。実感する瞬間だった。

 3歳でクラシックバレエを習い始めた。小学校の運動会でみんなの前で踊りたくて、先生にアピールした。「誰よりも目立とう」とソーラン節を踊り、校長先生に褒められた。「ダンスしかない」と決めたのが中学時代。ヒップホップダンスを始め「ダンスで食べていきたい」と思っていた。

 高校からエイベックスのアーティスト育成スクールに通った。「現実は厳しかったです。私より断然うまい子ばかり」。高い壁は感じたが、投げだしはしなかった。ジャズダンス、ジャズヒップホップ。ジャンルを変えながらダンスに取り組み、やがてハニーズへの扉を開けた。

 ヤフオクドームでの試合観戦風景に、必ずハニーズの姿があったという。小学校に入る前、ハニーズのステージを見に行って「選手にパワーを届けようね」と声を掛けられた記憶は、今でも鮮明だ。自分の進む道を決めるにあたって、彼女たちがグラウンドで輝く姿を見て「これが私のやりたいこと」と確信した。

 「あのファンファーレを超えるぐらいに。パワーを集めて、選手に届けたい」。それがこれからの目標だという。

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