ソフトバンク新人野手コンビにオリ注視「実戦向き」「対応力ある」

西日本スポーツ 山田 孝人

 ◆ソフトバンク春季キャンプ(8日、宮崎・生目の杜運動公園)

 実戦向きを即アピール! 福岡ソフトバンクのドラフト1位ルーキー佐藤直樹外野手(21)=JR西日本=と同5位の柳町達外野手(22)=慶大=がそろって初打席で“プロ初安打”を放った。今キャンプA組で初の実戦形式練習となったシート打撃で佐藤は左前打、柳町は左中間にしぶとく落とす二塁打を記録。球界屈指の層の厚さを誇るホークス外野陣の中で、フレッシュな2人が存在感を示した。

 今キャンプ最多の2万4200人のファンが詰めかけた中で行われたシート打撃で、フレッシュな2人が快音を奏でた。まずはドラフト1位の佐藤だ。1ボールからの2球目。泉が投じた内角高めの真っすぐを捉えて、左前に鋭い打球を運んだ。最初の打席で放った“初安打”。うれしさを隠せず、にこにこ顔でベンチに戻った。

 メイン球場のスタンドからは温かい拍手も送られ「結果が出たことはうれしいです」とうなずく。“記念品”もゲット。「打ったボールを内川さんがくれたんですよ。こういうボールももらえるんだな、と思いましたし“初”があるたびに取材もしてもらえる。すごくやりがいがあります」と初々しく答えた。

 直後に打席に入った同5位の柳町も負けじと発奮した。泉が投じたフルカウントからの8球目の真っすぐを左中間にポトリ。中堅手が送球しにくい体勢で捕球したのを確認すると、柳町は一気に二塁を陥れた。「佐藤が打ったんで自分も、と強い気持ちで打席に入った。うれしいです。二塁はいけると思った」。冷静な状況判断も光った。

■オリ007が警戒

 即戦力として期待されている社会人&大学出身コンビは、最初の実戦形式練習で一気に存在感を高めた形。ただでさえ選手層が分厚い外野陣に加わった2人に他球団も注目している。オリックスの曽我部スコアラーは佐藤を「実戦向きだと思う」、柳町を「追い込まれてからでも、しっかり対応できる力がある」と評して注意を払った。

 新人の躍動に工藤監督もご満悦で「緊張はあっただろうが初めに1本出てよかった。最初からバットも出せていた。大事なこと」と目を細めた。幸先のいい内容にも、佐藤は「もっと実戦でアピールを」、柳町は「大事なのは実戦でどれだけできるか」と口をそろえる。球春の宮崎で次代のタカを担う若き2人が輝きを放ち始めた。 (山田孝人)

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