千賀エンジン全開150キロも「やめとけ」コーチが強制終了/復刻
◆日めくりソフトバンク 誕生15周年
ソフトバンク球団は今年15周年。球団がソフトバンクとなった2005年からの宮崎春季キャンプを、過去の西日本スポーツ掲載記事で振り返ります。
16年2月13日は工藤監督のもとで先発に再転向して2年目、開幕ローテ入りを目指す千賀に、思わぬ形でストップがかかりました(年齢などは当時)。
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先発ローテ入りを狙う千賀がスピード違反で“摘発”された。5日に右手中指のまめをつぶし、一時ペースダウンしていた右腕はこの日、投球練習を再開してから2度目のブルペン入り。最速150キロをマークするなどエンジン全開で飛ばしたところ、思わぬ形でストップとなった。
「150球くらい投げたかったけど、(まめがつぶれた)指のことがあったので佐藤投手コーチから『やめとけ』と言われました」。急激なペースアップに「待った!」がかかり、68球で強制終了。「低めの精度は良いし、思い切り投げたらスピードも出て良かった。でもこのままじゃ実戦では投げられない。変化球も全然投げられていない」。手応えを感じる一方で、想定通りに進まない調整へのもどかしさを口にした。
それでも直球の質は折り紙付きだ。目慣らしのため打席に入った内川は「力を抜いた状態でも速い球が来る。うちの中でも真っすぐの質は一番」と太鼓判を押す。「焦りを抑えながら頑張ります」と千賀。“安全運転”で状態を上げていく。
(2016年2月14日付、西日本スポーツより)
◆千賀の2016年 開幕ローテ入りを果たし、開幕5戦目の西武戦で白星発進。4月14日西武戦で初の完投勝利を挙げるなど、開幕8連勝をマークした。8月20日の日本ハム戦でシーズン10勝目。パ・リーグの育成出身投手で初、先発では両リーグ初の2桁勝利だった。この年12勝3敗。勝率8割だったが規定の13勝に1勝足りず、勝率第1位のタイトルは勝率7割5分の和田(15勝5敗)に譲った。




















