「あ痛っ!!」摂津まさか、死球でブルペンに絶叫響く/復刻

西日本スポーツ

 ◆日めくりソフトバンク 誕生15周年

 ソフトバンク球団は今年15周年。球団がソフトバンクとなった2005年からの宮崎春季キャンプを、過去の西日本スポーツ掲載記事で振り返ります。

 2015年2月14日は制球自慢の摂津が投じた一球から、悲鳴がこだまする事態に…(年齢などは当時)。

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 今キャンプ自身最多の162球を投げ込んだ摂津正投手(32)が14日、的山バッテリーコーチに想定外のバレンタイン“プレゼント”を贈った。ブルペンでの投球練習。右打席に立ってもらった的山コーチに対して曲がりすぎた?宝刀のシンカーが右膝付近を直撃した。

 「あっ痛~~っ」。的山コーチの絶叫がブルペンに響いた。得意な球種が予想以上に打席付近で食い込んだ。既に100球以上投げていた右腕は謝罪するためにマウンドから降りようとしたが、同コーチに制されて投球を続行。約1時間の投げ込みが終わると、ブルペンのネット裏にいた同コーチに何度も頭を下げた。

 「いや、本当に申し訳なくて…。そんなにあることじゃないから」と摂津はため息交じりに恐縮。一方、的山コーチは患部をアイシングしながら「摂津からのバレンタインチョコだな」と冗談を交えて甘くない贈り物を笑い飛ばした。

 摂津はこの日を境にブルペンでギアチェンジ。これまでよりもリリース時に力を入れ、実戦を意識した投球に移行していた。その力みがシンカーの制球に影響したことは否定しながら、「投げ終わった姿勢を見ても、バランスを崩すことがあった。これからやっていく」と微調整を加えながら開幕に向けた準備を積み上げる。

 13日にはA組選手で唯一、休日を返上し、キャンプ地で体を動かした。昨季悩まされた右肩の違和感とはここまで無縁。順調に調整を続けるエースが、相手打線に苦い思いを味わわせていく。(谷光太郎)

(2015年2月15日付、西日本スポーツより)

 ちなみに同日付紙面の見出しは「摂津 的山コーチに痛チョコ」でした。

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