山田英1年8カ月ぶりG1決勝 九州王国再興へ

西日本スポーツ

 九州勢は3日目、10R山田英明、山崎賢人、11R井上昌己の3人が準決を戦い、山田が2着で決勝へと進んだ。山田のG1優出は、2018年6月の宮杯(岸和田)以来、1年8カ月ぶり5回目。

 しかし、準決を走り終えた山田に笑顔はなかった。前を任せた山崎が終HS、逃げた吉田敏洋を追って踏み上げたが、山田はタイミングが合わずに大きく離れてしまった。「追い付かなくちゃと思って踏んだけど、1車しか出なかった。僕が連係を外してしまって、賢人に悪いことをした」と素直に非を認めた。しかしそこからのリカバーは目を見張るものがあった。2角捲りの清水裕友-村上博幸を、その後位にいた東龍之介の抵抗を退けながら追い駆け、G前では村上を抜き去った。

 「昨年はふがいなかった。競輪祭を終えてから自分を見つめ直した」。12月から今までとはメーカーの違うフレームで出直し。「G1の前は子どもと遊ぶ時間も減らして集中して臨むようにした。食事の面なども含めて今まで以上に家族に協力してもらっている」と競輪にとことん向き合っている。「佐藤慎太郎さんが43歳でグランプリV。自分もあと6年は必死で頑張る」と覚悟を語った。「まずは決勝。単騎で、優勝できるように走る。賢人にも『優勝するから見といて』と伝えた」と気合十分。ようやくG1決勝に戻ってきた山田が、以前よりたくましく成長した姿を見せる。

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