圭一郎G1 10度目V 開設記念レース 【飯塚】

西日本スポーツ

 飯塚オートの福岡ソフトバンクホークス杯G1「開設63周年記念レース」は最終日の11日、最終12Rで優勝戦(1着賞金300万円)があり、鈴木圭一郎(25)=浜松=がトップSから3・332の圧巻タイムで完全優勝を飾った。2大会ぶり2度目、G1通算では10度目のV。2着は最終回で松本やすし、鈴木宏和をかわした荒尾聡が入った。3着は鈴木宏。5日間の総売上額は11億95万円(目標額10億5000万円)だった。

■ヒーロー

 影をも踏まさぬ圧勝劇だった。鈴木圭一郎が自ら選択した1枠から猛烈Sを繰り出して1角を先取ると、一気にスピードアップ。周回ごとに後続を引き離してゴールを駆け抜けた。

 試走は3・29。いつもはダントツ試走を出すS1も、この時ばかりは他選手と変わらないタイム。「試走は滑った。エンジンが原因だと思った」。そこで本走は滑らせないよう「乗り方を変えた」と言う。それを、いとも簡単にこなすのもさすがだが、加えてエンジンが冷える時間帯に合ってくれたのも大きかった。

 毎度試走より本走の時間帯が冷えることを想定してエンジン作りをしているが、「SGと違って試走と本走の間隔が短い。動きが変わってくれるのか不安だった」。その不安は全くの杞憂(きゆう)。バチッと調整が合ってV取りを支えた。

 今年はすでに2V。「今年に入ってからの流れはいい」と本人も認めたが、まだ本来の“圭一郎”ではないのも確か。「いい時の鈴木圭一郎に戻りたい。いい時とは気持ちが足りていないと思う」。昨年は、3年連続で獲得していたMVPを、青山周平に奪われた。「もう守るものはない」。チャレンジャーの立場に戻って肩の荷を下ろした圭一郎が、「今年こそ圭一郎イヤーにしたい」と目を輝かせる。

 ◆鈴木圭一郎(すずき・けいいちろう)1994年11月30日生まれの25歳。東京都出身。2013年7月デビューの32期。160センチ、50キロ、A型。16年10月の川口全日本選抜で最年少、最短SG制覇。17年5月の川口オールスターで前人未到のSG4連覇を達成。SG全日本選抜は現在、4連続V中。通算436勝、38V(SG8、G110、G22)。

 【戦い終わって】

 荒尾 聡(2着)試走は軽かったが、本走はちょうど良かった。前が2台重なって展開的に難しかった。

 鈴木宏和(3着)ハネて開け遅れてついていけず。

 松本やすし(4着)車は重さが取れていい状態だった。次につながる。

 永井大介(5着)Sは見過ぎた。でも車は良くなったので次は頑張りたい。

 池田政和(6着)S展開が…。車も余裕がなかったからいい状態ではなかったと思う。

 重富大輔(7着)Sを浮かせたのが…。車も納得の仕上がりではなかった。

 東小野正道(8着)もう少し力があれば…。4日目夕練の感じが出なかった。

PR

オートレース アクセスランキング

PR

注目のテーマ