20歳の大砲候補ソフトバンク砂川に山川級の可能性/秋山幸二

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク春季キャンプ(12日、宮崎・生目の杜運動公園)

 砂川の打撃を実際に見せてもらった。映像では見たことがあったが、大砲はなかなか出てこないもの。昨秋から王会長も期待されている。球団の期待もあるだろう。立花打撃コーチ、本人と話をする中で、いくつかアドバイスもした。

 日本屈指の打球を飛ばす力も、今はまだタイミングが合えばの話。目で捉えても、体、バットで捉えられていないことがある。それで差し込まれたり詰まったりする。西武山川との自主トレでは「切れがない」と言われたそうだ。

 そこで「切れって何だと思う?」と尋ねた。腰の切れをどこでつくるか。上半身ではなく脚だ。運び方、タイミング、リズム。今は上体の強さで打っているが、下も使えれば安定感が出て、確率が上がる。

 13日から紅白戦。私なら第一に「振り切れるか」を見る。よし打ってやろうという気持ちがあるか。例えば柳田の1年目、あれだけ振れて面白いと思った。

 砂川は受け答えがしっかりしているし、目標設定や自己分析もきちんとできるようだ。自分を分析し、試して、研究。その反復で自分の形をつくれるか。山川も4~5年前は似た状況だったのではないか。同じようになれる可能性を秘めた打者ではある。 (西日本スポーツ評論家)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ