よさこい発かっこいい球団チア「キャラじゃない」自称・異端児、目指すは女性ファン層拡大

西日本スポーツ

 ソフトバンク公式ダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」2020年度メンバー20人の活動が始まった。応募者約100人の中からオーディションを勝ち上がった個性派ぞろい。今季新たに加わったKARENは新体操を経験し「よさこい」からハニーズへの道に進んだ、異端児を自任する存在だ。

 よさこいを語るKARENの口調は、とにかく熱っぽい。「いろいろやってきたけど、見たことのないジャンルの踊りだったんで、すごく興味を持って。筋肉痛になりそうなところですね。新体操はずっと上半身で踊るんですけど、いきなり上から下にバーンと下がったりする。ダイナミックな動きがすごく楽しそうだった」。学生時代、ファーストインプレッションで心を奪われた。

 福岡出身。母の影響で3歳から踊り始めた。「新体操を週4とか5で、ヒップホップダンスを週1、日曜日がエアロビクス。一週間ずっと踊ってました」。その後、大分で過ごした学生時代に、よさこいに触れてのめり込んだ。九州最大のよさこいイベント「YOSAKOIさせぼ祭り」にも参加。100人所帯のチームの運営にも関わっていた。

 就職を考える時期になり、最初に頭に浮かんだのはテーマパークのダンサーだった。「高知のよさこいのお祭りに出たときに、踊りながら進むパレードがあって。お客さんとの距離がすごく近くて、目の前なんですよ。『かっこいいねー!』『あんた頑張りやー!』って声をかけてもらって。そういうのを、そのままお仕事にできたらいいなと。私のダンスでいろんな人に元気を与えられたらいいなと思った」。そんな中で地元福岡、ソフトバンクのハニーズオーディションの告知を目にした。

 「あんまり『キャラじゃない』のは分かってたんですよ。私のハニーズに対するイメージって、明るく、元気で、かわいい。実際、新しく入ったメンバーも、今までのメンバーもそう。アイドルみたいでかわいいイメージがあったから、ガッツリよさこいをやってた私が、審査員の方にどう見られるか分からなかった」

 だから「とりあえずこういう人もいますよ、みたいな感じ」で、当たって砕けろの精神で参加した。「これまでの『ハニーズ』のイメージとのギャップじゃないけど、異端児みたいな感じで」。オーディション通過は「ビックリしました」と言うが「ちょっと違うところを評価してもらえたのかなって思ってます」と際立つ個性は自負している。

 ハニーズでの立ち位置は「まだ見つけきれてはいない」と言う。それでも、イメージはある。「男性のファンの方が多いので、女性のファンの方も増えてもらえるように。ちょっとかっこいいイメージを出していけたらいいなと思います」。華やかな面々の中で、異彩を放つ男前キャラ。目下の課題は不慣れなMCと言うが、朗々と語る口ぶりは不安を感じさせない。

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